新潟市若手料理人コンテスト2018(終了しました)

最終更新日:2019年3月11日

【更新情報】
2019年3月11日 「新潟市若手料理人コンテスト2018 事業実施リポート」を掲載しました。
2018年12月12日 最終結果(詳細)と各ファイナリストのプロフィール・審査員からのコメントを掲載しました。
2018年11月30日 最終結果(速報)を掲載しました。
2018年10月25日 「WEB&ハガキ一般人気投票」の受付が始まりました。
2018年10月1日 本選実技・実食審査に進出する6名が決定しました。

「新潟市若手料理人コンテスト2018 事業実施リポート」

総勢49名の若き料理人が腕を競った「新潟市若手料理人コンテスト2018」。募集から本選までの詳細をまとめたリーフレットが完成しました。
これまで紹介しきれなかった、ファイナリスト6名の本選後のコメントなども掲載しています。
ぜひ、ご覧ください。

新潟市食の魅力の伝道師、初代“潟シェフ”が決定!

11月28日(水曜)、新潟市食育・花育センターにてファイナリスト6名による本選実技・実食審査が行われ、グランプリ“潟シェフ2018”及び各賞が決定しました。
本選では、エントリー時に提出した「メインに新潟市産食材を使った料理」を会場で調理。調理技術や料理の味・盛り付けなどを審査する厨房審査・実食審査に加え、新潟市の食材や食文化への理解を問うプレゼン審査が行われました。
激戦を勝ち抜いたファイナリストということもあり、どなたがグランプリに輝いてもおかしくないとてもレベルの高いコンテストとなりました。
最終結果とファイナリストのみなさんのエントリーメニューは以下のとおりです。

グランプリ“潟シェフ2018”

エントリーNo.3 古門 前田裕貴さん

(店舗所在地:新潟市中央区東堀通9番町1407イーストモート2 1階)
初代グランプリである“潟シェフ2018”に見事輝いたのは、古門の前田裕貴さん。
1988年8月5日、加茂市出身。にいがた食育・保育専門学校えぷろん卒業を経て、(株)なだ万に入社。紀尾井なだ万 東京ニューオータニで7年間の勤務を経て、2014年、古門に入社。オーナーの長谷川料理長は、なだ万時代の先輩です。

エントリーメニュー
「雪月風花 蒸焼海老芋 やわ肌ねぎのくりーむ餡掛け」
京野菜の一つとして知られ江南区で栽培されている海老芋や、新潟市食と花の銘産品であるやわ肌ねぎ・南蛮えびを使用。さらに稲穂やイチョウ形のさつまいものチップスなどを盛り合わせ、新潟の秋の豊作を華やかに表現した一品に仕上げました。
また、皮まで美味しく食べられるように海老芋に隠し包丁をいれたり、食材によって揚げる温度を変えたりと、細やかな工夫も施されています。

【審査員のコメント】
・熱の加え方が的確。食材によって揚げる温度を変えており、食材の味が最大限に引き立てられていた。
・稲穂を飾りに使うなど、「米どころ新潟」を表現できていた。
・生産者としても、新潟では珍しい海老芋を「作ってみたい」と思える料理だった。

準グランプリ

エントリーNo.5 カーブドッチワイナリー ガーデンレストラン 佐藤龍さん

(店舗所在地:新潟市西蒲区角田浜1661)
準グランプリは佐藤龍さん。
1988年7月12日、埼玉県出身。武蔵野調理師専門学校卒業後、都内レストランで修業を積み、渡仏前に新潟市のカーブドッチワイナリーで8か月ワインの工程・製造を学ぶ。帰国後新潟に戻り、縁があってワイナリーに併設するレストランで料理人を務めています。

エントリーメニュー
「日常繋がり~長ねぎのルーロと鯵のマリネ トマトコンソメと一緒に~」
エントリーメニューでは、自店で日頃から扱っている新潟市西区産のやわ肌ねぎとミニトマトを使用。身近な食材を使いながら、「非日常」と「人と人の繋がり」、そして「食べることの楽しさ」を感じられるメニューとなっています。
また、鯵は新潟市西蒲区の酒粕を使用してマリネにし、香りで「酒どころ・米どころ新潟」を堪能できます。

【審査員のコメント】
・調理中の様子から、日頃の努力と真摯に取り組む姿勢が伝わってきた。
・やわ肌ねぎという一般家庭でも身近な食材が新しく生まれ変わっており、食べる楽しさを感じられた。
・海外の技法を使いながらも、日本の調味料をうまく生かしていた。

「WEB &ハガキ一般人気投票」1位

エントリーNo.2 蕎麦佳肴 五常 金子真太郎さん

(店舗所在地:新潟市中央区天神1-18-15)
本選前の1か月間にウェブとハガキで投票を受け付けた「この人の料理を食べたい!」一般人気投票において、1位に輝いたのが金子真太郎さん。約1200票の投票があった中から選ばれました。
1992年9月21日、埼玉県出身。ファイナリストの中で最年少の26歳。生後すぐに阿賀町に移り住む。蕎麦屋を営む父親に憧れて料理人を目指し、埼玉や京都で寿司や懐石を修業した後、2017年に若くしてお店をオープンしました。

エントリーメニュー
「やなぎがれいと根菜のミルフィユフライ 粕汁のソースで」
旬のやなぎがれいと、新潟県が消費量全国1位の根菜をメインに使用し、その魅力を閉じ込めたミルフィユフライにしました。
ソースは新潟市の発酵文化を表現し、試作を重ねて選りすぐった酒粕を使用。酒粕に含まれる消化酵素も意識しています。
【審査員のコメント】
・酒粕の風味がよく感じられ、新潟の日本酒にも合いそうなメニューだった。
・「柳都新潟」らしい料理。さらに時間をかけ、じっくりと作ったものを食べてみたい。

ファイナリスト(上記3名以外)

エントリーNo.1 La Cutina Italiana DEN 塚本浩崇さん

(店舗所在地:新潟市中央区米山1-1-26 3階)
1986年2月2日、新潟市出身。にいがた食育・保育専門学校えぷろんを卒業後、市内のイタリア料理店、フランス料理店で修業。2017年からDENでシェフを務めています。

エントリーメニュー
「DEN流 越後テリーヌ~のっぺの再構築~」
新潟の代表的な郷土料理、のっぺを洋食風にアレンジ。日頃から自店で扱う東区産の里芋を使用しています。
洋食のコースに出てきても違和感がない見た目ですが、食べるとのっぺの味がする。意外性のある一皿です。
【審査員のコメント】
・郷土料理を再構築することの意義は大きい。和の調味料を使わず洋の調味料のみにすると、さらに再構築した感じが出る。
・里芋の甘みを引き立てるとさらによい。

エントリーNo.4 Atelier CHIANTI 川又真さん

(店舗所在地:新潟市中央区花園1-5-9ベロウ花園1階)
1986年7月18日、長岡市出身。にいがた食育・保育専門学校えぷろんを卒業後、市内の様々なレストランで料理人を務め、2年前にオーナーシェフとして店をオープンしました。

エントリーメニュー
「南蛮えびとル レクチエのタルタル」
テーマは「再発見」。南蛮えびとル レクチエ、新潟を代表する農水産物を調和させ、新しい前菜を提案しました。
エディブルフラワーと特徴的な盛り付けで、若手らしさ・新しさも表現しています。
【審査員のコメント】
・斬新な組み合わせだが、食材同士の甘みがうまく組み合っていた。
・ハーブはミント系だけで合わせると自分が伝えたいことがはっきりする。

エントリーNo.6 armonia 真保元成さん

(店舗所在地:新潟市中央区西堀前通4-729)
1983年5月4日、三条市出身。ファイナリストの中で最年長の35歳。新潟調理師専門学校を卒業後、首都圏の多くのレストランで料理人を務め、食材の見聞を広げる日本一周の旅も経験。2017年にオーナーシェフとして店をオープン。

エントリーメニュー
「卵ができるまで、そしてその後、卵の食育~卵のラビオリ、米のアランチーニ、スープ鶏の出汁~」
卵、卵を産んだ鶏、エサであるお米も使用し、卵ができるまでのストーリーを1皿に表現。
食材に込められた想いが伝わってくる、生産者と消費者を繋ぐメニューです。
【審査員のコメント】
・イタリアンらしく、素材を味わえる1皿。
・使用している卵について、もっと知りたいと思える料理だった。

「WEB&ハガキ一般人気投票」(受付は終了しました)

本選に進んだファイナリスト6名を対象とした人気投票を実施します。
「この人の料理が食べたい」という料理人を一人選んで投票してください。
投票いただいた方全員の中から抽選でペア25組50名様に、「グランプリ“潟シェフ2018”料理実食券」をプレゼントします。
※受付は終了しました。たくさんの投票ありがとうございました。

本選実技・実食審査に進むファイナリストが決定!

審査員7名と隣県情報誌グルメ担当者5名による一次審査が終了し、11月28日開催の本選に進出するファイナリスト6名が決定しましたので、下記のとおり公表いたします。
多数のエントリーをいただきありがとうございました。

本選実技・実食審査進出者
氏 名
店舗名
金子 真太郎 蕎麦佳肴 五常
川又 真
Atelier CHIANTI
佐藤 龍
カーブドッチワイナリーガーデンレストラン
真保 元成
armonia
塚本 浩崇
La Cutina Italiana DEN
前田 裕貴
古門

事業目的

 新潟市は魅力ある食や食文化を活用し創造的なまちづくりを進める食文化創造都市を推進し、食を目当てに国内外から多くの人々が訪れる、「食で選ばれるまち」を目指しています。新潟市は、お米を始めとした多彩な農水畜産物があり、食材の質は全国に誇れるものが多いのですが、その魅力を国内外に十分に発信できていないのではないかと思われます。
 料理人は、地域の食材や食文化の魅力を料理を通じて消費者に発信する「伝え手」となることができます。そこで、新潟市産の農水畜産物の魅力を料理を通して国内外に伝えることができる優秀な人材を発掘することを目的に、次代を担う35歳以下の若手料理人をターゲットとした「新潟市若手料理人コンテスト 2018」を開催します。

開催概要(参加エントリーの受付は終了しました)

テーマ

メインに新潟市産食材を使用した料理

各賞

各賞・特典

特典
グランプリ(潟シェフ2018) 1名 賞金30万円(受賞者15万円/所属店舗15万円)
準グランプリ 1名 賞金10万円(受賞者5万円/所属店舗5万円)
WEB&ハガキ一般人気投票1位 1名 賞金5万円

応募資格

  • 新潟市内飲食店・新潟市内宿泊施設に就業する料理人で今後も継続して就業意欲のある者、または募集締切時点で調理師養成施設(新潟市内の料理専門学校)に在学している者
  • 募集締切時点で満35歳以下の者

募集期間

平成30年7月20日(金曜)から平成30年9月5日(水曜)(エントリーシート必着)

審査過程

審査過程
日程
審査
平成30年9月5日(水曜) 応募締切
平成30年9月10日(月曜)から平成30年9月20日(木曜)
一次審査(本選進出者6名決定)
平成30年11月28日(水曜)
本選実技・実食審査
同日
グランプリ決定・表彰式

審査委員

審査委員長

奥田政行(山形県鶴岡市アル・ケッチァーノ オーナーシェフ)

審査委員

今井卓(欧州ぶどう栽培研究所 代表取締役社長)
行形和滋(行形亭 代表取締役)
川上啓介(ルーテシア オーナーシェフ)
高塚俊郎(タカツカ農園 代表)
村山和恵(日本酒学講師)
中野好夫(ホテル日航新潟 中国料理桃李 料理長)

コンテストの詳細・応募方法

下記ホームページより、募集要項をご確認の上エントリーシートを提出してください。

問い合わせ

新潟市若手料理人コンテスト2018事務局(株式会社ジョイフルタウン内)
〒951-8544 新潟市中央区白山浦1-613
電話:025-233-4501
FAX:025-265-0162
電子メール: [email protected]

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このページの作成担当

農林水産部 食と花の推進課

〒951-8554 新潟市中央区古町通7番町1010番地(古町ルフル6階)
電話:025-226-1794 FAX:025-226-0021

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