中央区役所だより 第322号(令和2年9月6日) 1ページ
最終更新日:2020年9月6日
続報 はじめて、しもまち。
湊町文化が今も息づく魅力的な地域「しもまち」。このエリアを舞台に、新潟にゆかりのあるアーティストやクリエイター達が活動を始めました。このプロジェクトのロゴ(上)も決まりました。新たな展開に、ぜひご注目ください。
問い合わせ 地域課(電話:025-223-7025)
映像 しもまちの魅力を発信 「YouTube(ユーチューブ)チャンネル はじめて、しもまち。」
しもまちを舞台にクリエイターの竹中駿介さんらが、独自の視点でしもまちを切り取った動画を公開しています。しもまちの新たな魅力をご覧ください。
竹中駿介(シネマトグラファー)
動画はこちらから。チャンネル登録をお願いします。
Like the flow of a river,
アート シャッターや壁にペイントしませんか ウォールアートのキャンバス募集
作:西山りっく(イラストレーター)
イラストレーターの西山りっくさんがウォールアートを制作します。場所は柳都中学校区内。しもまちの新たな魅力創りに関わりませんか。
申し込み メール件名に「ウォールアート募集」、本文に氏名、住所、電話番号、提供箇所(壁、シャッターなど)、持ち家か賃貸かを記入し、「はじめて、しもまち。」事務局([email protected])へ
記事 人・モノ・コト・歴史に迫る 作品配信サイト「note(ノート)」
ライターの間藤一也さんらによる、しもまちを取材した記事を作品配信サイト「note」に掲載しています。
「はじめて、しもまち。」への意気込み
しもまちエリアは、多くの偉人が眠る寺や今も残されている史跡、飲食店などが沢山あります。これらを「まち歩き」を通じて、しもまちエリアの歴史と美味しい食を堪能して頂き、まち歩きに参加された方々にも是非魅力を発信し、どんどん大きな輪を作っていけたらと思っています。また、しもまちエリアも広いので、いくつかコースを組み立てて、それぞれ違った角度から歴史を知ってもらえるよう、仕掛けていきたいです。
間藤一也(ライター)
SNSで発信中
ハッシュタグ「#しもまちにいがた」を起点に、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムでプロジェクトの進捗を発信しています。
※現地でのイベントは詳細が決まり次第、本誌などでお知らせします。
子どもたちがつなぐ 新潟まつりへの想い
新型コロナウイルス感染症の影響で、今年の新潟まつりは中止となりました。毎年、万代太鼓の演奏や民謡流し、住吉行列に参加していた白山小の6年生は、総合学習で新潟まつりの魅力を改めて見つめなおし、今年もまつりの雰囲気をまちに作りだそうとプロジェクトを行いました。今号ではその活動と、子どもたちとともに新潟まつりを盛り上げてきた八番組の想いを特集します。
上古町商店街 花火アート「花火の絵でまちのみんなを元気に」
クイズラリー「上古アタック21」
7月31日から8月23日までの間、上古町商店街で花火をイメージして作ったアートと、新潟まつりに関するクイズラリーの掲示を行いました。色とりどりの花火アートは6年生を中心に全校児童で作ったもの。また、全部で21問のクイズはまつりの歴史などを学ぶ授業を通して児童が考えました。
花火アートを考案した児童の伊藤理香さんは、「花火の絵で、まつりのときのようにまちを盛り上げたいと思って考えました。アートを見て、たくさんの人に明るく嬉しい気持ちになってほしいです。来年まつりが復活したら、毎年出ている民謡流しに参加して、みんなで踊りたいです」と話しました。
花火アート
クイズラリー
掲示の様子
NEXT21 展示「まつりの主役!神輿とふれあおう」
メッセージうちわ「うちわで新潟まつりを盛り上げよう」
8月21日から23日までの間、NEXT21・展望室で神輿や大うちわの展示を行いました。普段近くで見ることができない、伝統あるまつりの道具をじっくりみてもらおうと児童が考えたものです。住吉行列で使う大うちわには、同小の全校児童と地域の方のメッセージを飾り、まつりへの想いを来年につなぎました。
6年生の担任・本間先生は、「子どもたちがプロジェクトを行うにあたって、多くの地域の方に協力していただきました。人と人のつながりを生み、まちを元気にするまつりを、いつもとは違った形で実現できたと思います」と話しました。
メッセージうちわ
お話を聞きました 子どもたちとまつりを盛り上げる八番組
八番組は、江戸時代から250年以上もの間、まつりの神輿行列を担ってきました。かつては一番組から二十二番組までありましたが、今も存続しているのは八番組のみです。白山小の子どもたちとともに、新潟まつりで住吉行列を担当しています。委員長の藤井泰介さんにお話を聞きました。
「まつりが中止となった今年は、白山小6年生の総合学習で新潟まつりの歴史を伝えたり、プロジェクトの実現を手助けしました。まつりが中止でもまちを盛り上げようとする子どもたちの想いはとても嬉しいです」と藤井さん。住吉行列については、「大勢の人の中で歩いて高揚感や一体感を感じることができ、子どもたちにとってかけがえのない経験になります。まつりには、人を元気にする力がありますね」と話しました。「新潟まつりは、これまでも何度か、戦争や地震などで中止になったことがありましたが、市民のまつりをやりたいという強い思いで復活してきました。今回も、再びまつりを開催できる日が必ず来ると信じています」と新潟まつりへの想いを語りました。
八番組 委員長 藤井泰介さん
過去の住吉行列の様子