中央区役所だより 第365号(令和4年6月19日) 1ページ
最終更新日:2022年6月19日
野鳥を探しに出かけよう!
四季折々でさまざまな野鳥が観察できるバードウォッチング。鳥屋野潟などの豊かな自然環境には、さまざまな野鳥が姿を現します。身近に住む野鳥を観察しに出かけてみませんか?
鳥屋野潟で見られる野鳥
アオサギ
全長 93センチメートル
- 日本のサギの仲間では最も大きな鳥。
- 餌(魚やザリガニなど)を探して水辺をゆっくり歩いている。
鳴き声 グワァー、ゴァー、キャ
キジ
全長 60センチメートルから80センチメートル
- 日本の国鳥に選定されている。
- 顔が赤いのがオスで、なわばりを示すときに大きな声で鳴く。
鳴き声 ケーン ケーン
カンムリカイツブリ
全長 56センチメートル
- 水中によく潜り、魚を主食とする。
- 親子で水面を泳ぐ姿を見ることができるかも。
鳴き声 クワッ クワッ クワッ
鳥屋野潟の探鳥スポット
鳥観庵
県立鳥屋野潟公園内(産業振興センター近く)の野鳥観察舎。誰でも利用することができます。
利用時間 午前9時から午後4時
西海岸公園で見られる野鳥
シジュウカラ
全長 14センチメートル
- 街中でも身近に見られる。
- 他の種類の鳥と混ざった群れを作っていることも。
鳴き声 ツーピー ツーピー、ツツピー
カワラヒワ
全長 14センチメートル
- 種子を好んで食べる。
- 飛翔したとき、羽に黄色い帯が見られる。
鳴き声 キリリ、コロロ、ジュイーン
木の葉が落ちる秋以降は特に見つけやすい!
野鳥観察に魅せられて 「見つける」を楽しむバードウォッチング
日本には約600種の野鳥が確認されており、新潟でも多くの野鳥が生息しています。市内には、そんな野鳥の観察を楽しむ団体「にいがた野鳥の会」が活動しています。今回、同会会長の熊木さんに話を聞きました。
熊木 高志さん
好きな鳥:カワセミ
癒しの野鳥
自然の中に入った時、聴こえる小鳥のさえずりや、野鳥の綺麗な目に癒されます。野鳥観察を始めて40年ですが、今まで見たことがなかった野鳥を見つけたときは、とても楽しい瞬間ですね。
鳥屋野潟の野鳥観察
中央区でいえば、鳥屋野潟は林もあるので、潟では水辺の鳥、林では小鳥と、さまざまな野鳥を同時に観察できるのは魅力的です。また、冬には白鳥が飛来しますし、鳥屋野潟でも約3千羽もの白鳥が確認されています。
教える楽しさ
現在はガイドとして、初心者にバードウォッチングのやり方を教えています。魅力を伝えることができ、そしてまた野鳥観察の楽しさを共有できるのは嬉しいですね。
自然観察会・体験会の紹介
市内や近隣エリアでは、さまざまな自然観察会・体験会が開催されています。
バードウォッチングや植物観察など、身近な自然環境に触れられる体験会に気軽に参加してみませんか。
詳しくはこちらから
これだけは押さえよう! バードウォッチングの準備やマナーのあれこれガイド
これは必須! 服装・持ち物編
動きやすい服装がポイント!
夏のスタイル
夏は熱中症対策!
冬のスタイル
冬は防寒対策!
チェックリスト
- ウエストバッグなど(両手が空くもの)
- 双眼鏡(8倍から10倍)
- 雨具
あったらよいもの
- ノート
(ポケットサイズ) - 野鳥図鑑
絶対大事! マナー編
- 野鳥を不安にさせない距離から観察しよう
- 静かに観察、野鳥を驚かせないようにしよう
- 足元の草木にも気を配ろう
- ほかの人の迷惑にならないように
野鳥を見つける第一歩! 観察のコツ編
- まずは静かに鳥の声を聞こう
- 鳴き声が聞こえたらその方向に目を向けて
- 見る角度を変えながら木々や草木に隠れた野鳥を探してみよう
野鳥や自然、人への気配りを忘れずに楽しもう!