中央区役所だより 第381号(令和5年2月19日) 1ページ
最終更新日:2023年2月19日
防犯・交通安全活動の功労者に感謝状
安心・安全なまちを守るために
皆さんの地域ではどんな防犯・交通安全活動をしていますか?安心・安全な町を目指し、各地域ではさまざまな取り組みを行っています。市では、地域の活動に10年以上尽力した人に感謝状を贈呈しました。受賞者の活動をご紹介します。
問い合わせ 総務課 (電話:025-223-7065)
南万代小学校見守り隊
南万代地区コミュニティ協議会
流作場南地区防火防犯連合会 会長 など
菊地 弘隆 さん
日々の見守り活動に尽力
オレンジのジャンパーが目印!
児童の登下校の見守り活動を中心に取り組んでいて、始めてから20年ほどになります。最近は、近所に出かけるときにオレンジ色の防犯ジャンパーを着て「ながら見守り」もしています。パトロールする人がいることで地域の人が安心してくれたり、何かあったときに話しかけやすいと思ってくれたらいいですね。
子どもたちの優しい言葉がやりがいに
子どもたちからの元気な挨拶はとても温かい気持ちになります。小学校を卒業する6年生から感謝のメッセージの寄せ書きをもらったこともありました。こういった子どもたちの言葉がやりがいになっています。
安全なまちは皆さんの協力のおかげ
南万代地区は、駅や商業施設が立ち並び、夏には蒲原まつりが開催されるなど人の出入りが多いところですが、犯罪が起きたという話はあまり聞きません。この地域は防犯に関心のある人が多いと思っています。今後も安全な地域を目指して、学校と連携しながら続けていきたいです。
沼垂小学校児童見守り隊 隊長
沼垂小学校区コミュニティ協議会
特殊詐欺被害防止推進員 など
日山 邦雄 さん
特殊詐欺の危険を伝える
チラシを活用して注意喚起
子どもの登下校の見守り活動や特殊詐欺防止活動に力を入れています。昨年から、高齢者世帯を訪問して、特殊詐欺の防止啓発チラシの配布を始めました。不審な電話があったら相談するように伝えていて、実際にこんな電話があったと報告を受けるので成果を感じています。
活動を知ってほしい
困ったときに話しやすい人がいるという環境づくりは大切だと思います。そのためにまずは、民生委員やコミュニティ協議会といった私たちの存在を知ってもらうことが大事です。チラシの配布や訪問のほかに学校で講演をしました。講演に参加した児童がお礼のお手紙を書いてくれたり、活動内容を新聞にまとめてくれて、とてもやりがいを感じました。
呼びかけや巡回を強化していきたい
沼垂周辺はお寺やシャッター街があるため、暗いところが多いと感じています。夜に巡回をしたり、防犯カメラの台数を増やしたりしてこれからも犯罪防止に努めていきます。感染症の拡大が収束して集会を開ける状況になったら地域の人を集めて特殊詐欺防止の話もしたいですね。
女池校区コミュニティ協議会 副会長(学校部会長)
女池校区交通安全推進協議会 事務局担当 など
小谷 日出忠 さん
児童の登校時の見守り活動を行っています。児童に対する凶悪事件や不審者による事件を防ぐため、女池地区では多くの人が見守りボランティアとして活動し、地域全体で児童の安全確保を図っています。
入舟地区防犯協会パトロール推進委員
新潟中央警察署少年補導員
樋浦 まり子 さん
児童の見守り活動のほか、公園のごみ拾いや植木・壊れている箇所の整備などをしています。人の目が行き届いているということをアピールするためです。また、挨拶や世間話から地域の人とのつながりをつくり、普段と違う様子にすぐに気づけるようにしています。
山潟小学校区子ども見守り隊 退任
西村 章四 さん
約10年間、児童の登下校の見守り活動に参加。児童・生徒に積極的に声をかけるなど、精力的に活動。
新潟中交通安全協会理事・上所支部長 退任
新潟地区防犯組合連合会長
淺野 昌禧 さん
児童の通学路での街頭指導をはじめ、交通事故防止看板ポスターの掲示を行うなど交通安全や防犯面において積極的に活動。
※昌禧さんの「禧」は(ネ+喜)が正式表記
子どもと話し合おう
外出時の防犯ポイント
冬季は日暮れが早く、日中も薄暗い天候が続きがちです。また、普段は見晴らしのいい場所でも雪によって隠れやすくなってしまいます。子どものいる家庭ではあらためて外出時の注意事項を確認し、不審者による被害を未然に防ぎましょう。
- 人目につきにくいところは通らないようにしよう
- 防犯ブザーをすぐに鳴らせるようにしておこう
- なるべく一人で歩かないようにしよう
- より道はやめよう
- 危険を感じたら、大声を出して近くの人に助けを求めよう