東区役所だより 第316号(令和2年6月21日) 1ページ
最終更新日:2020年6月21日
未来へつなぐじゅんさい池
令和2年度東区特色ある区づくり事業「じゅんさい池みらいプロジェクト」では、貴重な緑地環境を有し、観光資源でもあるじゅんさい池を未来につなぐため、魅力を広く周知し、自然環境を活かした憩いの空間づくりに努めるとともに、池の自然環境保全を図ります。
問い合わせ 地域課(電話:025-250-2110)
じゅんさい池を上空から見るとこんな形
住宅街の中に残る貴重な砂丘湖!!左が西池、右が東池です
画像提供:新潟市里潟研究ネットワーク会議
東区自治協議会提案事業での取り組み 平成30年度・令和元年度
葦刈り取り・外来種除去作業
地域の皆さんと一緒に西池の葦刈り取り作業や、外来種である園芸スイレンの除去などの環境保全活動を行いました。平成30年度は2回実施し約150人、令和元年度は約90人が参加しました。
東区まちづくりセミナー
じゅんさい池の歴史や他都市の事例などを学び、東区のまちづくりを考えるセミナーを開催しました。参加者からは、「地域の魅力について考えるきっかけになった」、「つないでいくことが大切と感じた」などの声が寄せられました。
ワークショップ
令和元年度に開催したワークショップでは、新潟県立大学の山中知彦教授をコーディネーターに迎え、じゅんさい池との関わりや思いについて意見交換を行いました。
各グループの意見を記録した図の抜粋
これらの取り組みやワークショップなどでの意見を受け、令和2年度からはじゅんさい池の環境をどのように守り、活用していくべきか、区民の皆さんや専門家の意見を聞きながらじゅんさい池の未来を考えていくプロジェクトに取り組みます。
じゅんさい池みらいプロジェクト主な取り組み
- 将来像の検討
- 環境保全活動
- 魅力のPR
東区の宝の一つじゅんさい池の未来を皆で考えよう!
なるほど!じゅんさい池
名前の由来
その名のとおり、つるんとした食感が特徴の水草「ジュンサイ」が生育していることに由来します。
昭和50年ごろまでは、たくさんのジュンサイが採れ地域の特産品でしたが、周辺の宅地化などに伴い昭和54年に池の水位が下がり、枯渇したことにより全滅してしまいました。
現在は、その後に旧笹神村から移植したものが定着し、少量ですが西池に生育しています。
地域の皆さんの声 5月21日 東池・西池にてインタビュー
雨の日でもほぼ毎日ウオーキングしています。木々や草花、鳥の声など、目にも耳にも心地良いです。
(東池にて・女性)
40年以上前から暮らしていますが、当時は住宅も少なく、うっそうとした松林でした。今はたくさんの人が訪れる公園になってうれしいです。
(東池にて・男性)
じゅんさい池を題材に油絵を描いています。四季折々の風景は何枚描いても飽きません。緑の季節だけでなく、雪景色もきれいですよ。
(西池にて・男性)