江南区役所だより 第360号(令和4年4月3日) 1ページ
最終更新日:2022年4月3日
【特集】令和4年度 江南区 特色ある区づくり事業
令和4年度の江南区の主な事業の中で、区民との協働による取り組みや区独自の課題解決に向けた取り組みを行う「特色ある区づくり事業」を紹介します。今年度も「磨く」「活かす」「守る」の視点で「笑顔あふれる江南区」を目指します。
豊かな自然と都市機能の調和が取れたまち
都市機能の向上
みんなで語り、考える使いやすい公共交通 70万円
江南区は区バスのほか、複数の住民バスが運行しており更なる連携強化や啓発活動を通じ、区民がより使いやすい公共交通の実現につなげます。
憩いの空間づくり
こあがの川フィッシング大会 20万円
小阿賀野川などの水辺空間を活用し、新たな魅力の創出と交流人口の増加につなげます。
いい汗 いい食 江南健幸ライド 150万円
阿賀野川、小阿賀野川、信濃川など、水と緑のネットワークを形成する資源を活用し、整備したサイクリングロードの利用促進に取り組むとともに健康づくりの推進や交流人口の拡大を図ります。
人と人とのつながりを大切にする安心安全なまち
いつまでも安心して安全に暮らせるまちづくり
江南区安心・安全な地域づくりの推進 260万円
三方を川に囲まれ浸水被害や河川の氾濫などが懸念される江南区において、区民が「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識の醸成や地域防災力の強化を図り、安心安全な地域づくりを推進します。
健やかにいきいきと暮らせるまちづくり
地域で見守り応援事業 ~見守る目 見守る心~ 66万円
地域の中で、認知症高齢者を支援したい人、子育て応援をしたい人を掘り起こし、区民・民生児童委員・地域教育コーディネーター・コミュニティ協議会などが協働して認知症高齢者や子育てを見守ることで、高齢者や子育て世代を支え、安心して暮らせる地域の実現を目指します。
江南区ふれあい・ささえあいプランの推進 429万円
亀田駅東側は福祉施設や特別支援学校のあるエリアで、周辺には公園や高等学校もあります。こうした江南区の地域特性を生かし、区民・福祉団体・コミュニティ協議会・区社会福祉協議会・区役所などが協働することで、地域福祉を推進し、江南区地域福祉計画の基本理念「みんなでささえあい安心して暮らせるまち江南区」の実現を目指します。
未来に向けて人が輝き文化が育まれるまち
文化が花開きスポーツの盛んなまちづくり
北方文化博物館を活用した文化発信事業 170万円
国登録有形文化財である県下最大級の豪農の館「北方文化博物館」を舞台に、地域が誇る伝統・文化に触れる機会を提供することで、江南区に対する愛着の向上を図ります。
文化芸術の創造・発信 225万円
江南区の文化芸術の発信拠点である江南区文化会館において、質の高い文化芸術作品を区民に提供し、文化の創造と振興を図ります。
区民がまちづくりの主役として輝くまち
区民と共に歩む協働のまち
江南区自治協議会提案事業 500万円
複雑・多様化する地域課題に対応し、市民力・地域力を生かしたまちづくりを進めるため区自治協議会の提案を事業化し、課題解決につなげていきます。
創造的な産業を育む活力のあるまち
創造的な産業の育成
「農」に親しむ 200万円
市街地周辺に農地が近接し、豊かな農産物を身近に感じることができる江南区の特性を活かし、区民がより「農」に親しむことで、地元生産者や農産物への理解を深めるとともに、更なる地産地消の推進を図る。
地域ブランド「亀田縞」の販路拡大 300万円
これまでブランド力の強化に取り組んできた「亀田縞」を、改めて日常的に目にする機会を創り出し、地域での内需拡大と多様な用途に向けた検討を進め、地元での更なる浸透を図る。
活力と賑わいのあるまちなかの創出
「江南区をPR」魅力発信プロジェクト 120万円
区民だけでなく、首都圏などの20歳代の就職活動中の学生~子育て世代の若者などをターゲットに江南区の住みやすさや魅力などを発信することで、江南区への移住の促進を目指す。
江南区ぐるっと巡って発見・体験ツアー 140万円
固有の文化や伝統を有する5地区で構成される江南区で、それぞれの観光資源を発掘、深掘りを行うとともに、その情報を発信・提案することで集客と関係人口の拡大を図る。
地域商業活性化支援 250万円
区全体の商業活性化に向け、既存イベントなどを活用した各地区の個店の情報や魅力を発信するほか、区内の商店を巡るような事業などを商業関係者らによる実行委員会に参画し取り組む。
区長就任のごあいさつ
江南区の皆さま、はじめまして。4月1日より江南区長に就任いたしました坂井と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
私は、これまでの市役所勤務において、新潟市の強みである食や花の魅力の発信や、新潟での暮らしの良さを市内外にアピールすることで人口流出を抑制し、UIJ ターンなど人口流入を促進する取り組みなどに携わってきました。
ここ江南区は、心安らぐ豊かな田園風景が広がり、恵まれた自然環境のもとで様々な美味しい農産物が育まれている一方、交通の利便性が高く、大型商業施設や食品加工業をはじめとした多数の企業が立地するなど、居住環境に優れた魅力のあるまちだと感じています。これらの江南区が持つ強み、ポテンシャルの高さを活かしながら、より良いまちづくりを進めていきたいと思っています。
さて、新型コロナウイルス感染症の収束は未だ見通すことはできない状況ではありますが、ポストコロナを見据えながら、区民の皆さまが健康で安心して暮らせることはもとより、地域の活性化など様々な課題に、区役所職員一丸となり、取り組んでまいります。
今年度は、江南区の将来像を区民の皆様と共有し、未来に向けたまちづくりの基本的な方針となる「区ビジョンまちづくり計画」の策定を進めていく年になります。前区長よりバトンをしっかり引継ぎ、区民の皆さまのご意見をお聞かせいただきながら、精一杯取り組んでまいります。ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
江南区長 坂井玲子(さかいれいこ)