江南区役所だより 第413号(令和6年6月16日) 1ページ
最終更新日:2024年6月16日
まもなく梅雨時期 大雨に備える
問い合わせ 地域総務課(電話:025-382-4526)
令和4年8月、村上市、関川村をはじめ県北地域を中心に統計開始以来の降水量となる記録的な大雨に見舞われました。
近年、全国的に大雨による災害は激甚化しており、平成10年には江南区でも道路の冠水などの被害が発生したほか、平成23年の新潟・福島豪雨では信濃川の水位が上昇し、堤防を越水する恐れがありました。
これから、大雨や台風の季節がやってきます。いつ起こるかわからない「もしも」のために、情報収集や備蓄、訓練への参加など、日ごろから十分に備えましょう。
平成23年7月 新潟・福島豪雨(秋葉区小須戸橋付近)
平成10年8月 新潟・下越豪雨(東区山木戸)
年々増加する集中豪雨
近年、1時間あたり50mm以上の豪雨が全国的に多く発生しています。特に、線状降水帯による雨は長期間に渡り、大規模な被害をもたらします。突然雨が降り出すこともあるため、事前の対策・備えが大切です。
江南区をめぐる、水害との戦いの歴史
現在は河川改修工事などにより改善されましたが、かつては堤防の決壊による大規模浸水が多発していました。
曽川切れ(信濃川)
1917年に、水門の補修工事箇所から堤防が決壊し、長期間の浸水が起きました。
上和田切れ、和田切れ(信濃川・小阿賀野川)
1698年と1757年に、2本の川の合流地点で堤防が決壊し、農作物に大きな被害が及びました。
木津切れ(小阿賀野川)
阿賀野川の蛇行地点で大量の水が小阿賀野川に流れ込むことで堤防が決壊し、家屋や橋に被害が及びました。
木津切れの様子
もしもの時に備えて 避難行動をチェックしよう
マイ・タイムラインを作ろう
「マイ・タイムライン」は、前もって自分の取るべき行動を整理し、時間軸にまとめたオリジナルの避難行動計画です。流れを整理することで、いざというときも慌てずに避難することができます。
今回は、その一部である避難方法を考えてみましょう。
マイ・タイムラインはこちら