区ビジョン（令和5年度から）

本市では、区におけるまちづくりの基本的な方針となる「区ビジョン基本方針」を総合計画の一部として掲げています。
「区ビジョン基本方針」に基づき、「区の将来像」や「目指す区のすがた」を示し、区民と意識を共有するとともに、まちづくりの具体的な取組を示す「区ビジョンまちづくり計画」を区民のご意見をお聞きしながら、区自治協議会と区役所が協力・連携して策定しました。
区の持つ魅力や強みを活かした、個性あふれるまちづくりを区民と一緒に取組を推進していきます。

緑と調和した、賑わいと安らぎのあるまち

• 緑豊かに広がる田園風景と信濃川、阿賀野川、小阿賀野川を結ぶ水と緑のネットワークづくりやその活用を図ります。また、自然と共生した環境にやさしいまちを未来の世代につなぐため、資源循環型社会の実現を目指します。
• 道路や公園などの社会資本を的確に整備・維持管理し、さらに有効活用するとともに、公共交通など人と物が移動しやすい環境形成を進めます。また、地域の課題解決や活性化につながる土地利用を促進し、持続的に発展するまちづくりを進めます。

• 様々な自然災害に備え、自治会・町内会、自主防災組織などと連携し、区民一人一人が適切な行動がとれる災害に強いまちを目指すほか、区民、警察、関係団体などと連携し、交通安全・防犯意識の向上を図るなど、安心安全な地域づくりを進めます。
• 人と人、活動と活動をつなぐネットワークづくりや気軽に立ち寄れる交流の場づくりなど、みんなでささえあい、だれもが住み慣れた地域で健やかに安心して暮らせるまちを目指します。

• 魅力ある農産物をはじめ、伝統産業の亀田縞、新たな工業団地など、農商工それぞれの特性を活かした、持続可能な産業の形成を目指します。
• 区内商業地の拠点である亀田地区の賑わいづくりを進めるとともに、各地区が連携し、区全体の地域商業の活性化を目指します。
• さらなる企業誘致や農商工・農福連携による新たなビジネスの創出、若者のUターン就職に向けて取り組むなど、雇用機会の拡大を目指します。

• 将来を担う子どもたちの健やかな成長に向けて、学校と家庭、多世代にわたる地域住民との連携により、教育力の向上を図ります。
• 江南区が有する素晴らしい歴史や伝統を後世へ継承し、文化芸術などに触れる機会を提供するとともに、スポーツに親しむ環境づくりを進めるなど、地元に誇りや愛着を持ち、多様な個性が発揮できる生涯にわたり人が輝くまちを目指します。

• 地域課題解決に向け、区自治協議会、地域コミュニティ協議会、自治会・町内会をはじめ多様な主体とともに互いの強みを活かし、相互連携を深めることで、区民が主役となる協働のまちづくりを進めます。
• 区民の視点に立って迅速・丁寧に対応するとともに、情報発信を強化し、親しみやすい区役所づくりを進めます。

「基本計画」と「実施計画」で構成され、うち「基本計画」は、区ビジョン基本方針を踏まえ、より具体的な取組の方向性を示すもので、令和5（2023）年度から令和12（2030）年度までの8年間の計画になります。
また、「実施計画」は「基本計画」実現のための具体的取組を示すものとして、2年ごとに策定し進捗管理を行います。