新潟市の「チームとしての学校」
最終更新日:2023年12月27日
「チームとしての学校」像(2015年12月21日中央教育審議会答申より)
校長のリーダーシップの下、カリキュラム、日々の教育活動、学校の資源が一体的にマネジメントされ、教職員や学校内の多様な人材が、それぞれの専門性を生かして能力を発揮し、子どもたちに必要な資質・能力を確実に身に付けさせることができる学校
「チームとしての学校」を実現するための3つの視点
1 専門性に基づくチーム体制の構築
2 学校のマネジメント機能の強化
3 教職員一人一人が力を発揮できる環境の整備
「チームとしての学校」像(イメージ図)文部科学省
新潟市の「チームとしての学校」
新潟市では「学・社・民の融合による教育」の実現を目指し、チーム体制を強化しています。
多様な経験や専門性をもった人材の活躍
教諭
私が教師になってから、ずっと心がけていることは、生徒や保護者の気持ちに寄り添うことです。
生徒からは、「先生の前では安心して失敗できる。」保護者や地域の方からは、「先生には安心して相談できる。」と思われるような温かみをもった教師でいることです。授業では、生徒に笑顔があること、新しい発見や驚きの声があがることです。
ありがたいことは、生徒の皆さんとのつながりは、卒業後もずっと続いていくことです。教師は、人が成長していく営みにかかわらせていただける素晴らしい職業です。未来を創る仕事ともいえます。私は、この教師という仕事に、誇りとやりがいを感じています。
日々、生徒や職場の仲間と喜怒哀楽を重ね、課題を一緒に乗り越え、ともに笑い合えた時の感動は、私の宝であり、次の活動へのエネルギー源です。
「教員を志す人へ」新潟市教育委員会表彰被表彰者からのメッセージ
養護教諭
毎日、小さな感動を積み重ねて、学校生活を子どもたちと送ることができていることを改めて感じました。
例えば、ちょっと気になるあの子。ちょっと心配なあの子。7か月間働かせていただいて、学校の中には、子どもたちの成長を、ふと見られる機会がとてもたくさんあり、小さな感動をたくさん積み重ねていける現場なのだと思いました。
新採用養護教諭経験談の発表より
学校事務職員
採用される前は、生徒と触れ合う機会は少ないのだろうと思っていたのですが、清掃監督をしているときに生徒と話したり、授業を参観させていただいたりして、生徒と接する機会が結構あることを意外に思いました。
実際に生徒と接してみると、「この子たちのために仕事をしているのだな。」と実感がわいてくるので、やりがいを感じることができます。
新採用事務職員経験談の発表より
栄養教諭
私は、給食のねらいを明確にし、献立が生きた教材となるように力を入れてきました。それが実施できているのは、校長先生をはじめとする先生方や保護者や地域の方、生産者の方、調理員の方、同職種の栄養教諭等のご指導とご協力があってこそのことです。
先輩栄養教諭から教えていただいた「情けは人の為ならず」という諺を深く実感しています。
子どもたちや調理員さんの、笑顔や一生懸命に取り組む姿が私のエネルギー源です。これからも皆さんと連携して、よりよい給食・学校での食育を目指していきたいと思います。
「教員を志す人へ」新潟市教育委員会表彰被表彰者からのメッセージ
特別支援教育支援員
特別支援教育支援員は、障がいのある子どもたちに対する食事や排泄、教室移動などの介助、発達障がいの子どもたちに対する学習支援などを行っています。
新潟市では、2019年2月現在、337人の特別支援教育支援員が配置されています。
用務員
用務員として、児童・生徒、職員が安全で、安心して気持ちよく学校で過ごせるように校地・校舎等の環境整備に努めています。
人間関係や技術的なことで悩むこともありますが、それを支えてくれる多くの職員、仲間がいます。
そして、何よりも、学校に来れば子どもたちの大きな声が聞けます。パワー溢れる(たまに溢れすぎる子もいますが)その声で、私は「エネルギーチャージ」、元気をもらって、頑張ってこられたと思っています。
「教員を志す人へ」新潟市教育委員会表彰被表彰者からのメッセージ
給食調理員
みなさんの好きな給食は何でしたか?
この給食という言葉は、魔法のようにタイムスリップさせてくれます。
それだけ給食の味は心に深く思い出として残っています。
家庭での食事が多様化され、孤食が問題視されている今、出来たての料理をみんなで味わう…これが給食の醍醐味です。
食べているときはみんな笑顔です。
この笑顔を見たくて私は毎日作っています。
卒業式は、6年間、子どもたちの成長に携われたことを嬉しく思える瞬間でもあります。
「給食おいしかったよ~。」この言葉にやりがいを感じられる最高の職業です。
「教員を志す人へ」新潟市教育委員会表彰被表彰者からのメッセージ
地域教育コーディネーター
「学・社・民の融合による教育」の中核となるのが「地域と学校パートナーシップ事業」です。
この事業では、学校と地域が共に元気が出るように、地域教育コーディネーターを学校に配置し、学校と社会教育施設や地域活動を結ぶネットワークを形成して、「学・社・民の融合による教育」を推進しています。
地域教育コーディネーターの仕事は、学校の願いを受け、学校にたくさんの学校支援ボランティアが入るようにコーディネートすることから始まります。地域教育コーディネーターの活躍で、たくさんの地域の方々が学校の教育活動に参画してくださっており、地域の方々も「チームとしての学校」の大切な一員となっています。
地域教育コーディネーターは、すべての小学校、中学校、中等教育学校、特別支援学校に配置されています。
地域と学校パートナーシップ事業リーフレット(PDF:3,065KB)
学校図書館司書
学校図書館司書をすべての小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校に配置し、読書活動の充実を図っています。
学校事務支援員
学校事務支援員
2018年度、規模の大きな小学校5校に学校事務支援員を配置しました。
学校事務支援員は、ワークシートや児童に配付するプリントの印刷や仕分けなどを教員に代わって行います。
部活動指導員
2018年度、中学校3校に部活動指導員を配置しました。自分が経験したことのない部活動を担当する教員にとって、専門性のある部活動指導員は心強くありがたい存在です。
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