生涯学習推進基本計画
本市は、平成3年1月に21世紀の生涯学習社会に向けて「新潟市生涯学習推進基本計画」を策定しました。計画の基本理念を「人間を大切にした市民主体の街づくり」とし、市民が生涯をとおしていつでも学びたい時に学べる社会の実現のために、行政としての施策の基本的な方向を示しました。
平成13年3月には、「まなびをひろげ・生かす生涯学習社会」の実現をテーマとして、「第2期新潟市生涯学習推進基本計画」を策定しました。この計画は、生涯にわたり学習し、学習成果を身につけた市民が、社会の中でその力を生かしながらいきいきと生活し、人づくり、地域づくりの活動に積極的に参加していくことにより、市民一人ひとりが光り輝き、人間として尊重される市民主体のまちづくりを目指したものです。
平成19年4月の政令指定都市移行後、平成22年3月には「新潟市生涯学習基本計画(平成22年度から26年度)」を策定し、市民一人一人が「ともに学び、育ち、創る」ことのできる豊かな生涯学習社会の実現を基本理念として、学・社・民の融合による教育をさらに進めるとともに、家庭と地域の教育力を高めるための活動を支援するなど、生涯学習施策を推進してきました。
また、本市は、平成18年3月に「新潟市教育ビジョン 基本構想・基本計画」を策定し、「政令市新潟」が目指すべき将来像を描く中で、次代の新潟を支え、世界に羽ばたく心豊かな子どもを育み、市民が学び育つ社会づくりのための、本市の教育の方向とあり方を明確にしました。
近年、生涯学習に資する計画等を総合的教育計画の中で示していくことが全国的傾向の中で、本市においても、教育ビジョンが生涯学習推進計画の役割を果たしているとして、教育ビジョンに基づき、生涯学習施策を推進しています。
このほか、新潟市社会教育委員会議では、第28期において「教育ビジョン 後期実施計画(平成22年度から26年度)」に合わせて「生涯学習推進基本計画(平成22年度から平成26年度」の作成に携わり、第31期においては「教育ビジョン 第3期実施計画(平成27年度から31年度)」における生涯学習に関する考え方をより実践的にする目的で、平成28年度から31年度の実質的な生涯学習推進基本計画として、建議「新潟市の生涯学習のあるべき姿『ともに学び、育ち、創る』~ゆたかな新潟をめざして~」を策定しています。