新潟市第1期BRT導入計画
最終更新日:2013年3月14日
新潟市BRT第1期導入計画
平成24年2月に公表した「新たな交通システム導入基本方針」に基づき、検討を進めてきたBRTの導入について、市民の意見などを踏まえ、持続可能な“新バスシステム”の構築に向けた「新潟市BRT第1期導入計画」をまとめました。
- 持続可能な新バスシステムの取り組み概要
- バス路線再編計画
バス路線再編について
公共交通全体の強化について - BRT運行計画
運行区間について
走行空間について
車両について
情報案内システムについて
交通結節点について
事業費について
持続可能な新バスシステムの取り組み概要
平成24年2月に公表した「新たな交通システム導入基本方針」に基づき、検討を進めてきたBRTの導入について、市民の皆さまのご意見などを踏まえ、持続可能な“新バスシステム”の構築に向け、国からの支援をいただきながら、今後、平成26年度末から段階的かつ着実に取り組んでいくこととしました。
バス路線再編
(区バス、住民バスを含めた全市的なバス路線)
- 都心軸におけるバス輸送の効率化、円滑化を図り、現在の公共交通の課題を解消します
- バス輸送の効率化による余剰を郊外部に回す事で郊外路線を維持・拡充するとともに、区毎の地域内交通の改善を図り、区の実情に合った地域内交通の実現を図ります
- 将来にわたって全市的に持続可能な公共交通ネットワークを構築します
BRT運行
- 高次都市機能が集積している都心軸において、過度に自動車に依存しなくても誰もが気軽で快適に移動できる交通環境の実現に向けてまちなかにふさわしい質の高いサービスの提供を目指します
今後の進め方
第1期暫定型(平成26年度末)
BRTの開業
- 連節バス:4台導入
- 走行空間:現行どおり
- 情報案内システム導入
- 新潟駅・市役所等の交通結節点整備 など
バス路線再編の開始
- BRTに係るバス路線の再編
- 地域内交通の改善プラン策定
第1期完成型(平成31年度頃※を目標)に向けて
※暫定開業後の交通流動の変化や関係機関との調整状況に応じて、完成時期は前後する場合があります
道路中央部の専用走行路によるBRT本格運行
第2期に向けた取り組みの段階的な推進
区の実情に合った地域内交通の実現への取り組み実施
第2期(平成34年度を目標)に向けて
新潟駅高架下交通広場の完成による基幹公共交通軸の南北一体化
LRTへの移行について、社会環境を十分に考慮し判断する
バス路線再編計画
バス路線再編について
- 新潟市BRT第1期導入区間運行事業者審査委員会において、新潟交通株式会社から抜本的かつ持続的なものとなるバス路線再編の方向について提案があったことから、今後、平成24年度内に基本協定を締結する方向で調整していくこととし、平成25年度、運行事業協定の締結に向け、具体的な路線配置やダイヤの設定などについて、市民の皆さまのご意見をいただきながら協議を進めていきます。
- バス路線の再編については、交通結節点の整備や交通誘導、乗り換えの定着などを図りながら、段階的に進めます。
BRT導入とバス路線再編による利便性向上のイメージ
公共交通全体の強化について
- BRTとともに公共交通の利用環境整備の3本柱である、地域内交通および都心アクセス交通の強化についても連携しながら積極的に進めます。
BRT運行計画
運行区間について
- 基本方針に示した第1期導入区間である“新潟駅~白山駅”に加え、新潟交通株式会社から提案のあった、青山までの連節バス運行区間の延伸を行う方向で検討を進めます。
走行空間について
- 新潟駅~古町:平成26年度の導入段階では、専用走行路、島式ホームの設置は行わず、現在のバスレーンを活用します。
- 1.については平成26年度の導入以降、交通の流れの変化などをみながら現地での検証を行い、その結果を踏まえ、関係機関と協議の上、地元の理解を得て、概ね5年を目途に段階的な整備に取り組んでいきます。
- その他の区間の走行空間については、警察・道路管理者・運行事業者と連携し、走行性の確保を目指します。
車両について
- 平成26年度に連節バスを4台導入し、一般のバスと組み合わせて運行を開始します。
- 性能や導入効果の確認などを行った上で、残る必要台数を速やかに導入していきます。
情報案内システムについて
乗り換え抵抗の軽減に向けて、情報端末やBRT駅、車内、交通結節点において運行情報の提供を行うシステムを平成26年度に導入します。
交通結節点について
平成26年度の運行開始にあわせ、以下の箇所にBRTとの乗り換えのための交通結節点を整備します。
新潟駅万代広場(部分整備)
鉄道、路線バスと乗り換え
市役所
路線バスと乗り換え
白山駅前広場
鉄道と乗り換え
青山
路線バスと乗り換え ※整備方策を検討中
事業費について
- 青山延伸による増加分を含め、第1期完成までに要する事業費は約30億円を見込んでいます。
- そのうち平成26年度の導入までに要する事業費は約13億円を見込んでいます。
新潟市BRT第1期導入計画 Q&A
関連リンク
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