サイチョプレス 令和2年10月4日 vol.60
最終更新日:2020年10月4日
check! 全国で広がるロスパン販売
「ロスパン」を知っていますか?
売れ残ったけれどもまだ食べられるパンをロスパンといいます。そのロスパンを冷凍して定価よりも安く販売することで、お得に食品ロスへ貢献する取り組みが全国で広がっています。ロスパンの販売により廃棄されるパンが減るこの取り組みは、食品ロス削減にもつながっています。
新潟市内にも、ロスパンを販売しているお店がいくつかあります。今回は「冨士屋 古町本店」専務取締役 若杉 純行さんにお話を伺いました。
「ロスパン」のキーワードで、ぜひ検索してみてください。
冨士屋 古町本店の取り組み
これまで天候や曜日により売れ残ってしまったパンを廃棄してしまうことがありました。しかし、私たちが朝早くから一生懸命作ったパンを自ら廃棄することにジレンマがありました。
近年、食品ロスの問題がメディアに取り上げられることが多くなり、「ロスパン販売」を考えるようになりました。
令和2年6月より自社ウェブサイトで販売を開始したところ、お客様からご好評をいただき、廃棄するパンはほぼなくなりました。
当店では、冷凍でも、お客様においしく召し上がっていただけるよう工夫しています。食パンはくっつかないように、一つひとつ間に仕切りをいれ、パンも陳列してから3日以内のものを出荷しています。また、それぞれのパンに合わせたリベイク方法(おいしい食べ方)も同封しています。
箱をあけたときにお客様から喜んでもらえるように、これからも取り組んでいきたいと考えています。
ロスパン詰め合わせ
売れ残りが出た場合のみ販売しているため、発送までに時間がかかることも。
箱の中には、15個から17個のパンが入っている。売れ残りの状況によるため、内容はその時によって変わる。
※商品の詳細は直接お店にお問い合わせください。
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