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サイチョプレス 令和4年10月2日 vol.71

最終更新日:2022年10月2日

めざせ!食品ロス0(ゼロ)

日本で食べられるのに捨てられている食品は522万トン。
これは国連世界食糧計画による食料支援量(420万トン)の約1.2倍です。
これらの食品ロスを削減するために行われている市内の企業・団体・個人の取り組みを、ご家庭に食品が届くまでの流れに沿ってご紹介します。
できることから、みんなで食品ロス削減に取り組んでいきましょう!

1 生産

農林漁業者

食品ロス発生要因

  • とれすぎ
  • 形が悪い(規格外)

などによる廃棄

1 生産
トマトの加工販売とスマート農業

株式会社ベジ・アビオ

北区新富町

01 トマトの加工販売

傷が付いたり変形したトマトは直売所で少しだけ安く販売。傷がある方が栄養を蓄えようとより甘くなることもあるため、傷物を「めっけもん」と喜ぶ方もいます。需要と供給の関係で出荷が難しいトマトはドライトマトとトマトジュースとして販売。もともと甘みが濃いトマトなので加工品も高付加価値化が実現できました。製造は障がい者就労支援施設に委託し、農福連携を進めています。

トマトの加工販売

02 最新技術を使った農法で規格外品が減少

特殊フィルムを用いたビニールハウスでの水耕栽培「アイメック農法」は、トマトの栄養分を濃くするだけでなく、病害虫の発生を抑えられます。また、ハウス内で収集したデータをもとに環境制御を行い、植物にとって最適な環境に近づけることで、露地栽培と比較して規格外品が出にくくなります。

最新技術を使った農法

社長 山﨑 瑶樹(たまき)さん
社長 山﨑 瑶樹(たまき)さん

丹精込めて作ったものだから価値を認めて買ってもらいたい

美味しいのに、手間暇かけて育てたのに、お金にならず、日の目を見ないまま捨てなければならない現状に課題を感じ、2021年から加工販売を開始しました。
丹精込めて作ったトマトは生鮮として食べていただくのが一番ですが、製造した加工品が消費者の皆さんに届くことで食品ロスの削減につながると考えています。

2 製造

食品製造業者

食品ロス発生要因

  • 需要を上回る製造
  • 流通側からの返品

などによる廃棄

2 製造
食品リサイクル

Case 1 山崎製パン株式会社新潟工場

江南区二本木

ONEカンパニー

山崎製パン株式会社新潟工場はONEカンパニーです。

食パンの耳も無駄なく有効利用

山崎製パン株式会社新潟工場では、副産物である食パンの耳を、全量有効利用しています。
また、地元生産者と協力し、地産地消製品の開発を積極的に行っています。これにより地域特産物の利用拡大や規格外農産物の有効利用につながっています。

食パンの耳の有効利用

Case 2 竹徳かまぼこ株式会社

中央区東堀前通

ONEカンパニー

竹徳かまぼこ株式会社はONEカンパニーです。

持続可能な海に向けて

竹徳かまぼこ株式会社では、新潟の地場産の素材を生かし、生産量ありきではなく、食材の量に合わせた製造を行っています。かまぼこの端材だけをまとめた商品の開発や、製造の過程で不用となる部位の再利用なども行っています。「みんなで食べる食品だからこそみんなが造れなければならない」と、かまぼこの長期保存を可能にする製造特許を開放した先代の理念を守りながら、持続可能な消費と生産を実践しています。

南蛮海老の頭の再利用

3 配送

卸売業者

食品ロス発生要因

  • 破損や売れ残り

による廃棄

4 販売 小売業者・外食事業者

飲食店

食品ロス発生要因

  • 作りすぎ、客の食べ残しによる廃棄

小売店

食品ロス発生要因

  • 破損や売れ残りによる廃棄

4 販売
販売期限間近商品へのポイント付与

セブン-イレブン

ONEカンパニー

セブン-イレブン市内店舗はONEカンパニーです。

選んで買うといいことがある

セブン-イレブンでは、販売期限の迫った弁当やサンドイッチに、電子マネーnanacoで購入の際にボーナスポイントを付与することで、食品の売れ残りを防いでいます。

いつもの商品が「環境に配慮した選択ができる」商品に。
いつもの商品が「環境に配慮した選択ができる」商品に。

5 消費

消費者

食品ロス発生要因

  • 使い忘れや食べ残し

などによる廃棄

5 消費
食品ロスが減りました!

市内の家庭から排出された「燃やすごみ」の内訳(ごみ・資源組成調査)

グラフの赤色の部分が「食品ロス」
食べられるのに捨てられている食品

イラスト

市内の家庭から排出された「燃やすごみ」の内訳

食品ロスの割合

市民の皆様の日々の取り組みのおかげで、食品ロスの割合が15.9パーセントから10.6パーセントに減少しました。

食品ロス量

市民一人一日当たりの食品ロス量も、平成30年度の123グラムから令和3年度は94グラムと減少しました。

食品ロスをさらに削減していくには、一人一人が「もったいない」を意識して行動することが大切です。できることから始めてみましょう。

賞味期限は「おいしいめやす」

必要な分だけ買おう すぐ食べるなら手前から

冷蔵庫の見える化

食べ残さない ごちそうさま!

残った料理はリメイク

もったいない

1人1日おにぎり約1個分の食べ物が捨てられています

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