地域新電力会社による創エネルギー・エネルギーマネジメント事業
最終更新日:2022年11月14日
新潟スワンエナジー株式会社は、『脱炭素パートナー』として市の施設において様々なエネルギー関連の事業を行っています。
自己託送事業
亀田清掃センターの廃棄物発電の余剰電力を、東北電力ネットワーク株式会社の送電網を活用し市の他の施設に送電しています。
新潟スワンエナジー株式会社はこの自己託送の運用支援を行っています。
亀田清掃センター
項目 | 内容 |
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目的 | 廃棄物発電の余剰電力を公共施設へ自己託送し再エネ電気の地産地消を図る |
運用支援内容 | ・施設の電力需要の予測と発電側の電力供給のバランス調整 |
自己託送供給施設 | 66施設 (下水道施設、廃棄物処理施設、水道施設) |
CO2削減量 | 15,318t/年(自己託送、電力会社切替分合計) |
小水力発電事業
新田清掃センターの冷却水を活用し、小水力発電を行っています。
新田清掃センター
小水力発電設備
項目 | 内容 |
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目的 | 未利用エネルギーを活用した創エネ |
設備・容量 | 小水力発電設備 9kW |
設置場所 | 清掃センターの冷却用循環水配管 |
CO2削減量 |
30t/年 |
デマンドレスポンス事業
浄水場の送水ポンプを利用した調整力公募へ参加しており、新潟スワンエナジー株式会社はこの参加支援を行っています。
項目 | 内容 |
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目的 | 再生可能エネルギー増加による供給力不足の可能性をサポートするための調整力として、既存設備である送水ポンプを活用することで、地域の電力の安定供給に貢献する。 |
参加支援の内容 | ・調整力公募への申請支援(2022年度向け電源I’) |
調整力リソース | 2施設(浄水場) |
電源構成見える化システムの導入
新津美術館では100%再生可能エネルギー由来の電気を使用しており、「電源構成見える化システム」でどこの再エネ発電所由来の電気を活用しているかリアルタイムで分かるようにしています。
項目 | 内容 |
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目的 | 再エネ100化とエネルギー地産地消を目指すにあたり、使っている電気が「地域の太陽光等で生まれている」ことを可視化することで、再エネ地産地消を身近に意識したり、施設のイメージを高めることにつなげます。 |
特色 | ブロックチェーン技術を活用し、電源側の発電量と需要家側の電気使用量双方のデータを記録し、改ざんできない信頼性の高い情報としてデジタルサイネージに表示しています。 |
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