アスベスト市有施設使用状況調査
最終更新日:2024年4月30日
新潟市では、平成17・18年度において市有施設を対象にアスベスト等使用実態調査を実施し除去工事等の対策を講じてきましたが、令和5年度に市立保育園遊戯室天井に石綿含有吹付けバーミキュライト(ひる石)が確認されたことから、改めて全市有施設を対象に吹付けアスベスト等の使用状況調査を行いました。
※吹付けアスベスト等とは、「吹付け石綿」、「石綿含有吹付けロックウール」、「石綿含有吹付けバーミキュライト(ひる石)」、「石綿含有吹付けパーライト」をいう
調査概要
・調査期間:令和5年11月17日から令和6年1月19日
・調査施設:建築が平成18年9月以前の市有施設(1759施設)
・調査場所:市民の出入りがある場所
・確認対象:露出した吹付けアスベスト等(アスベスト含有率0.1%超)
結果・対応
・市民の出入りがある場所において、「吹付け石綿」「石綿含有吹付ロックウール」は確認されませんでしたが、「石綿含有吹付けバーミキュライト」等(解体等工事時に要対策)が7施設で確認されました。
・市では、より安全性を考慮し、順次除去工事を実施しています。
・除去工事までの間は、個々の施設の使用状況や建材の劣化の程度を考慮した上で、応急的な飛散防止対策を実施しています。
(参考)過去のアスベスト市有施設使用状況調査・対応
〇新潟市では、平成17年度に市内の市有施設を対象に、1%を超えて含有する吹付けアスベスト等の使用実態調査を実施しました。
〇平成18年9月に労働安全衛生法施行令及び石綿障害予防規則の一部が改正され、アスベストの定義が「その重量の1パーセントを超えて含有するもの」から「その重量の0.1パーセントを超えて含有するもの」に変更されたことを受け、市有施設を対象に0.1パーセントを超えて1パーセント以下で含有する吹付けアスベストの使用実態を再調査しました。
〇その結果、含有が認められた施設のうち、市民の出入りがある施設については除去工事を実施しました。また、市民の出入りがない倉庫や機械室等については、毎年室内環境測定及び吹付材の目視確認を行い、経年劣化が進行していないことを確認しています。
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