市民ツバメ調査(終了しました)
最終更新日:2016年2月26日
新潟市では、生物多様性の大切さを知ってもらうきっかけ作りと、調査を通してツバメに関心を持ってもらい、身近な鳥として皆さまがツバメを大切に想う気持ちを養うことを目的として「市民ツバメ調査」を行いました。
また、市民ツバメ調査は、現在行っている「市民ハクチョウ調査」のプレ調査として実施しました。
調査の募集は終了しました。
市民ツバメ調査について
調査概要
新潟市では、携帯電話やスマートフォンを活用し、「携帯フォトシステム・クラウドサービス」を利用した市民ツバメ調査を、平成27年5月から8月にかけて実施しました。この結果、皆様から148件のご報告をいただきました。本調査の結果は、「携帯フォトシステム・クラウドサービス」を利用することでデータベース化され、ご参加いただいた皆様からお送りいただいたデータは、指定のサイトからいつでも閲覧することが可能です。
調査内容
対象種など
- 市内で見られるツバメ科の鳥(ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、ショウドウツバメの4種類)
- ツバメが飛んでいた場所などの風景
- ツバメの巣
対象者
調査はどなたでも参加可能
対象地域
新潟市内全域
調査期間
平成27年5月~8月
調査方法
調査は、チラシやホームページなどを利用して市民の皆様に呼びかけ、次のいずれかの方法により報告いただいたものを集計しました。
GPS機能付き携帯電話、スマートフォン、またはGPS機能付きカメラで撮影したデータ
撮影した写真をメールに添付し、件名を「市民ツバメ調査」として、その時の様子や種名(分かれば)などを入力し所定のアドレス先にお送りいただきました。GPS機能付きカメラで撮影した場合は、写真をパソコンなどに取り込み、メールに写真を添付してお送りいただきました。
GPS機能のない携帯電話、カメラで撮影したデータ
撮影した写真をメールに添付し、件名を「市民ツバメ調査」として、どこで撮影したかその地名とその時の様子や種名(分かれば)なども入力し所定のアドレスまでお送りいただきました。カメラで撮影した場合は、写真をパソコンなどに取り込み、メールに写真を添付してお送りいただきました。
デジタルデータでない写真や目撃情報
ツバメやツバメの巣がどこにあったのか、その地名とその時の様子や種名(分かれば)などを記録したものを、ハガキ、FAX、メールに記述し、住所、氏名、電話番号もご記入のうえ、当課までお送りいただきました。
調査結果
報告件数
148件の報告がありました。
報告地点
市内全ての区から報告がありました。また、街中から農村地域まで広く報告がありました。
報告された種類
ツバメ科の鳥類で報告いただいたのは、「ツバメ」1種類でした。
報告内容
子育てをしている最中の写真や電線にとまっている姿など、様々な様子を観察し、報告いただきました。
写真などをお送りいただいたデータは「生物情報収集システム(外部サイト)」で公開しています。生物情報収集システムの閲覧方法は下記をご覧ください。
調査報告書
報告者の皆様からのコメントや、現在のツバメの生息状況をまとめたものを報告書として取りまとめる予定です。また報告書では目撃情報も加えたツバメマップも掲載予定です。報告書は完成後に当ホームページで公開いたしますのでもうしばらくお待ちください。
また、お送りいただいた写真や地図は、富士通株式会社が運営する「生物情報収集システム」のホームページで閲覧できます。
生物情報収集システムの閲覧方法
- 「生物情報収集システム(外部サイト)」のページを開きます。
- 「閲覧する情報を探す」選択します。
- 検索条件の指定の項目の中の「テーマ」から「市民ハクチョウ調査」を選択します。
- 撮影日を2015年4月1日以降に設定します。
- 「一覧表示する」をクリックすると、お送りいただいた情報一覧が表示されます。
参加特典
参加者の中から、抽選で10名の方に「にいがた生きものファンクラブグッズ」をプレゼントします。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
参考:「携帯フォトシステム・クラウドサービス」とは
位置と時刻の情報が埋め込まれた画像を電子メールに添付し、サーバに送信することにより、データを一覧表や地図にマッピングして閲覧できるシステムです。「携帯フォトシステム・クラウドサービス」は富士通株式会社から提供いただいています。
携帯フォトシステムのイメージ
参考:ツバメ豆知識 「新潟市にはツバメを含めて4 種類の仲間を見ることができます」
見られる時期
3月から9月くらいまで見ることができます。
生活場所
家の軒下や建物のひさしなどで巣を作ります。普段は電線などにとまり、飛びながら昆虫などを捕まえます。子育ての時には、盛んにエサを巣に運んでいる姿を見ることができます。
ツバメ今昔
かつて農村部では、稲作などの害虫を食べてくれる鳥として大事にされていました。また昔の木造建築は、ツバメが巣を作るのに適していたようです。最近の家は巣を作るのに向いていないようで、街中ではツバメの姿も減っているようです。
鳴き声
「チュビッ、ツビッ」など早いテンポで鳴きます。鳥の声を人の言葉で表す「聞きなし」では“虫食って土食ってしぶーい” と表現されます。
ツバメ以外の種類
イワツバメ
ツバメより小さく、顔の所に赤い模様がありません。崖地などに巣を作りますが、街中の人工構造物でも巣を作ることがあります。
コシアカツバメ
ツバメよりも大きくて尾も長く、腰は赤茶色です。ツバメよりも数が少ない珍しいツバメです。
ショウドウツバメ
小型のツバメで、北海道で子育てをします。新潟では8~9月頃移動の途中に群れを見ることがあります。
市民ハクチョウ調査を実施しています。
新潟市では、現在「市民ハクチョウ調査」を実施しています。是非ご参加ください。
市民ハクチョウ調査のページはこちら