新潟市内初!!~じゅんさい池(東区)が「自然共生サイト」に認定~
最終更新日:2025年2月27日
「じゅんさい池」(新潟市東区松園)の生物多様性の価値が評価され、「自然共生サイト」として環境省大臣認定されることが決定しましたので、お知らせします。認定を受けるのは、新潟市内で初めてとなります。
自然共生サイトについて
生物多様性条約締約国会議で決議された世界目標である「30by30目標(2030年までに陸と海の30%以上の保全を目指す目標)」の達成に向け、自治体や企業、団体等が所有する土地における活動によって生物多様性の保全が図られている区域を、令和5年度から環境省が「自然共生サイト」として認定する制度です。
じゅんさい池における生物多様性の価値について
市内の代表的な湿地である「じゅんさい池(公園敷地含む)」は、以下の生物多様性における価値が認められ、自然共生サイトに認定されることになりました。
生物多様性の恵みを提供する場
じゅんさい池ガイドブックの発行や生き物等の観察会、散策など、一般利用のための活動が盛んで、生物多様性の恵みを市民に提供する貴重な場である。
多様な動植物種からなる健全な生態系が存する場
都市域に残る貴重な緑地・湿地として高い価値があり、多様な動植物種の生息の場となっている。
希少な動植物種の生育の場
ジュンサイなど希少な植物が生育している。
今後について
生物多様性の価値を維持するため、東区では「じゅんさい池みらいプラン」に基づく活動を継続するとともに、地域への愛着の醸成やにぎわいの創出を図ります。
また、今回の認定取得で得られた知見を活かしながら、国際的な目標である30by30の達成に向け、多様な主体による認定取得を促進していきます。
潟のガイドブックについて(潟のデジタル博物館)(外部サイト)
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