カラスによる生活環境被害
最終更新日:2024年5月29日
新潟市のカラス
新潟市では、主に次の3種類のカラスが見られます。
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ミヤマガラス
ハシボソガラス | ハシブトガラス | ミヤマガラス |
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○農耕地、市街地、河原、海岸などで通年生息し、繁殖などを行っています。 |
○市街地、農耕地、林、海岸などで通年生息し、繁殖などを行っています。 |
○秋冬期に大陸からやってくる冬鳥で、3月中旬~4月上旬頃には居なくなります。 |
被害事例と対策
カラスに威嚇された。
対策
- 3~7月はカラスの繁殖期で、ヒナを守るために巣やヒナに近づくものであれば、人間に対しても威嚇や攻撃をします。
- ヒナが地面に降りている場合やカラスの巣がある場合は、近くを通らないようにしましょう。
- やむを得ず近寄らなければならない場合は、帽子やカサなどで防御しましょう。
- 未熟なヒナが誤って巣から落ちてしまった場合は、そのヒナを現場から遠ざけることで親鳥の威嚇行為を抑えることができます。
※そのようなヒナを見つけた場合は、下記までお問い合わせください。
カラスの巣を撤去してほしい。
対策
- 巣の撤去は、営巣している場所の管理者が行うことが普通です。申し訳ありませんが、市では私有地の巣の撤去を行っておりません。
- 巣の中にカラスやその卵がない場合は、自由に巣を撤去して構いません。
- しかし、カラスやその卵がある場合は、カラスの捕獲や卵の採取についての許可が必要となります。
- やむを得ず採取や捕獲を伴う巣の撤去を希望される場合、業務協定を締結している下記の協会をご紹介しています。
【一般社団法人新潟県ペストコントロール協会】
電話番号:0120-915-599(フリーダイヤル)
受付時間:月曜から金曜までの9時から16時まで。ただし、祝日、お盆、年末年始を除く。
電話による相談は無料です。ただし、現地調査を必要とする見積もりから経費が発生します。
- 電線や電柱に営巣されている場合は、東北電力コールセンターにご連絡ください。
【東北電力コールセンター】
電話:0120‐175-366(フリーダイヤル)
カラスがごみを荒らしている。
対策
- カラスがごみを荒らす行為は、餌を採るために行うもので、ごみを取られない状況にすることが最も効果的です。
- カラスよけネット(防鳥ネット)でごみを覆うか、または、ボックス型ステーションの導入を検討してください。
- ごみを適切に出すことで、カラスが寄り付くことを抑えることができます。
- 収集日や収集時間を守りましょう。
- 生ごみが見えないように、新聞紙などの紙で包みましょう。
※ごみ(餌)が多いと繁殖時期には、カラスが営巣する原因にもなります。
※地域全体で、ごみ出しのルールを守りましょう。
カラスが集団化して被害を及ぼしている。
対策
- ハシボソガラスやハシブトガラスによるものの場合、繁殖期が終わると夏ねぐらを作って小さな集団になりますが、住民被害に及ぶような集団化にはならないと考えられます。
- 冬期のミヤマガラスによるものの場合、集団数が数千羽になることもあると思われますが、その生態は不明な点が多く、安易な対策を取るべきではないとする意見もあります。
なお、緊急対策として、カラスが集結する場所が電線であれば、その電線にカラス避け(忌避材)をつけることで集団化を抑えることができる場合があります。詳しくは東北電力コールセンターにご連絡ください。
【東北電力コールセンター】
電話:0120‐175-366(フリーダイヤル)
お問い合わせは最寄りの区役所へ
北区役所 区民生活課 電話:025-387-1000(代表)
東区役所 区民生活課 電話:025-272-1000(代表)
中央区役所 窓口サービス課 電話:025-223-1000(代表)
江南区役所 区民生活課 電話:025-383-1000(代表)
秋葉区役所 区民生活課 電話:0250-23-1000(代表)
南区役所 区民生活課 電話:025-373-1000(代表)
西区役所 区民生活課 電話:025-268-1000(代表)
西蒲区役所 区民生活課 電話:0256-73-1000(代表)