342号(令和3年7月11日) 1ページ
最終更新日:2021年7月11日
旧電鉄跡地 遊歩道
7月15日より全線開通
問い合わせ 西区 建設課 まちづくり係 (電話:025-264-7670)
1933年から1999年の66年間、新潟市中央区から燕市までを結び、「電鉄」の愛称で親しまれていた新潟交通電車線。その跡地を活用した自転車歩行者専用道路(以下、遊歩道)の整備が平成19年度に着工し、平成24年度から一部供用開始していましたが、ことしの7月15日(木曜)に全線開通します。
旧東青山駅から旧新大野駅間が遊歩道になります
青山から大野町間の道路は国道8号へのアクセス道路として、交通量が多く、歩道が無い場所も多くあります。そこで、自転車や歩行者が安全に通行できるよう、新潟交通電車線の跡地を活用して遊歩道を整備しました。整備したエリアは旧東青山駅から旧新大野駅間で、関屋大橋の歩道につながります。全長約6.3キロで自転車で約30分、徒歩で約80分かかります。通勤・通学やウオーキング・サイクリングコースとして、ぜひご利用ください。
〇線路跡地を最大限活用し、ゆとりある広さに
線路跡地を活用して整備したため、幅員が4メートルあります。歩道の平均の幅員より広く、ウオーキングやサイクリングに最適です。
〇飛び出し防止バリケードを設置
車道と交差する場所には飛び出し防止バリケードを設置しています。自転車で走行する際は、いったん降りて車道を横断してください。また、バリケード設置により、車両が流入する危険もなくなります。
★1 駅跡地は憩いの場所になっています
整備した遊歩道区間には8つの駅がありました。その駅跡地の一部を活用して、憩いの場を整備しています。また、駅跡地が分かるよう、路上に駅名などを表示しています。
★2 遊歩道がアートな道に 「あおぞらギャラリー」
多くの人が楽しく、快適に利用できるように、絵画を掲示した「あおぞらギャラリー」があります。これは、株式会社廣瀨がCSR活動(企業の社会的責任、社会貢献活動)として、整備したものです。黒埼中学校美術部をはじめ、地域の皆さんからの協力により、電鉄のある風景などの絵画を定期的に更新して掲示しています。通る際はぜひご覧ください。
旧電鉄跡地に愛称を付けます
地域住民に遊歩道を親しみや愛着をもって利用してもらえるよう、沿線の小学校の全学年児童を対象に愛称を募集しました。決定次第、本紙などでお知らせします。
ことしの西区ウオークは旧電鉄跡地で開催
10月下旬に開催を予定している「西区NEWスタイルウオーキング」は旧電鉄跡地の遊歩道で行います。全線開通した遊歩道の魅力に触れながら歩きます。決定次第、本紙などでご案内します。
〇今号掲載の情報は7月5日時点のものです。状況により催し等を中止する場合があります。
〇催しの開催状況はそれぞれの問い合わせ先までご確認ください。
〇催しに参加する場合は、マスクの着用などの「新しい生活様式」の実践をお願いします。