わらアート作品ができるまで
最終更新日:2015年10月6日
作品のデザインから完成までの制作行程を紹介します
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1.デザイン
武蔵野美術大学の学生から、各作品ごとにスケッチや模型など作品のイメージを作成し、高さや長さなど作品の寸法を計画してもらいます。
2.とば編み(わら編み作業)
西蒲区内の農家の方々の協力してもらい、「とば編み(わら編み)」作業をおこないます。
稲わらを一つ一つ編んでいき、長さ5メートル、幅50センチ程度の「とば」を作っていきます。
平成25年の作品では田んぼ約5反の稲わらから160個のとばを作りました。
3.骨組み作成
大学生のデザインを元に、西蒲区の業者にお願いして骨組みの作成をおこないます。
4.パイプ付け
骨組みにプラスチックのパイプを付けて肉付けしていきます。
パイプを曲げたり細かく取りつけていくことで、作品に必要な曲線を作りだします。また、パイプは稲わら支えたり、結びつけやすなります。
5.こまかい作業
鮫の歯のような細かい部分は、わら縄を巻きつけていきます。
6.わら付け
事前に編んでおいた「とば」を取りつけていきます。風雨にも耐えられるよう、木材とパイプにしっかりと紐で結び付けていきます。
7.制作風景
夏の日差しの中、作品を制作します。木陰で休んで昼食をとったり、とばを作品まで運搬したり、追加でとば編みをしたりしていきます。
8.完成
ついに作品が完成し、2カ月間展示しました。
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