第327号(令和2年11月15日)1ページ目
最終更新日:2020年11月15日
冬の火災・事故にご注意ください
火災・救急・救助は「119番」
問い合わせ 西蒲消防署(電話:0256-72-3309)
火の取り扱いに十分注意してください。毎年冬になると暖房器具による火災が多く発生します!
西蒲区内では令和2年10月末現在で、14件の火災が発生しています。これから気温が下がり暖房器具を使用する時期を迎えます。例年、この時期になると暖房器具が原因の火災が多く発生します。空気も乾燥するため、火災が発生しやすい気候になります。下記の「暖房器具による火災を防ぐための大切なポイント」を確認し、安全な使用を心掛け、火災には十分に注意しましょう。
暖房器具の安全な取扱い方法を身に付けて、火災を防ぎましょう!
新潟市消防局マスコットキャラクター
消太くん
区内の火災発生状況 令和2年10月末現在
火災件数 14件(124件)
出火率 2.5 (1.6)
( )は新潟市全体の10月末現在の火災件数です。
※出火率とは、人口1万人当たりの火災発生件数です
区内の火災件数比較 1月から10月
令和元年 | 令和元年 | 令和元年 | 令和2年 | 令和2年 | 令和2年 |
---|---|---|---|---|---|
月 | 件数 | 主な原因 | 月 | 件数 | 主な原因 |
1月から3月 | 7件 | ストーブ | 1月から3月 | 3件 | ストーブ |
4月から6月 | 5件 | 放火 | 4月から6月 | 1件 | 電気機器 |
7月から10月 | 7件 | 焼却炉 | 7月から10月 | 10件 | たばこ |
暖房器具による火災を防ぐための大切なポイント
こんな点にも注意が必要!
・ストーブを使い始める前に清掃を行い、安全点検をする
・スプレー缶やカセットボンベをストーブの近くや上に置かない、使わない
・電源プラグやコード、ガスホースなどを定期的に点検する
正しく使用して、安全で快適に過ごしましょう
住宅用火災警報器の設置はお済みですか?
・住宅用火災警報器は、平成23年6月から全ての住宅に設置が義務付けられています。
未設置の家庭は、近くのホームセンターや電気店などで購入し、早急に設置してください。
・設置から約10年が電池交換の目安です。点検を行い電池が切れていないか確認しましょう。
消防法により火災警報機の設置が必要な場所
全ての寝室
寝室が2階にある場合は、煙を感知する方式の警報器を階段上階の天井にも設置してください。
冬に多い ヒートショックに注意!!
ヒートショックって何?
暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度の変化により血圧が上下に大きく変動することなどが原因で起こる身体へのダメージです。
ヒートショックが原因の事故は、気温が下がる冬場に多く見られ、12月から2月の間に年間の約半数が発生し、失神や不整脈のほか死に至ることもあります。特に入浴中の事故死は、年間約19,000人と推計され、家庭内浴槽での溺死者の約9割が65歳以上の高齢者です。
ヒートショックの影響を受けやすい人
・65歳以上の高齢者
・高血圧、糖尿病、脂質異常の人
・不整脈がある人
・飲酒後に入浴する人
・熱いお風呂が好きな人
予防のポイント
・入浴前に脱衣所や浴室を温める
・お風呂の温度は41℃以下、湯につかる時間は10分以内
・浴槽から急に立ち上がらない
・アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控える
・入浴前に同居者に一声掛けて、見回ってもらう
消防団員募集中!!
新潟市消防団は、一緒に地域を災害などから守ってくれる消防団員を募集しています。興味のある人はいつでも消防署へ問い合わせてください。
撮影:西蒲消防署
消防団員の活動例
・火災の消火活動
・自主防災訓練指導
・防火広報など
地域に密着した活動を通じて地域の安心・安全に貢献しています。
安心して暮らせる地域を作るために、消防団員として活動してみませんか。皆さんの入団を西蒲方面隊一同お待ちしています!
問い合わせ 西蒲消防署地域防災課消防団係(電話:0256-72-3309)
西蒲区データ
人口 55,848人(−66) 世帯数 20,684世帯(+14) 男 27,063人(−40) 女 28,785人(−26)
※10月末現在の住民基本台帳。カッコは前月末比