第334号(令和3年3月7日)2ページ目
最終更新日:2021年3月7日
令和2年度 ふるさとづくり大賞
株式会社カーブドッチが団体表彰(総務大臣表彰)を受賞
ふるさとづくり大賞は全国各地で、それぞれのこころよせる地域「ふるさと」をより良くしようと頑張る団体・個人を表彰することにより、ふるさとづくりへの情熱や思いを高め、豊かで活力ある地域社会の構築を図ることを目的として総務省が表彰するものです。
本表彰は今年度で38回目となり、団体表彰13団体のうち本県では株式会社カーブドッチのみ受賞しました。
左から株式会社カーブドッチ
今井社長・掛川副社長
受賞しての感想
この度、ふるさとづくり大賞に推薦され団体表彰をいただきました。日頃よりご支援いただいている地域の皆様にお礼を申し上げます。民間企業としての事業がこのような形で評価されたことが、地域への貢献となれば幸いです。今後も新たな地域価値の創造に取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
カーブドッチの活動概要
カーブドッチは1992年に、日本海に広がるワインとは無縁の海岸地帯にぶどうを植え、ワイナリーを創設しました。単に売るだけではなく、買いに来てもらうことをコンセプトに高付加価値商品を提供してきました。その後、レストラン・宿泊施設・温浴施設などを開業し、地元・県外を問わず多くの方が訪れてきました。
また、産業化・産地化するため、契約農家の育成とともに、4軒のワイナリーを育て、「新潟ワインコースト」を形成しました。
ここが評価!
まちのブランドとなり、地域のイメージ向上に貢献している
カーブドッチ
六次産業化の好事例として、今後の地方創生のモデルとなる可能性が高いと評価されました。
マルシェ
ワインの製造のほか、来訪者を増やすための事業を行い、新たな地域経済拠点を創出しました。
新潟ワインコースト
「集積利益」の考え方が明確で、単独で成長するのではなく仲間と協働で将来を見通す経営哲学が評価されました。
巻郷土資料館「古文書講座」受講生募集
古文書の解読を通して歴史を学んでみませんか。
日時 令和3年5月から令和4年3月(毎月第2水曜、全11回)午前10時から午前11時30分
会場 巻地区公民館
講師 亀井 功さん(元新潟県立文書館勤務)
定員 先着24人
申し込み 3月11日(木曜)から3月26日(金曜)までに、電話で巻郷土資料館(電話:0256-72-6757)へ
※毎週月曜と、3月23日(火曜)は休館のため、申し込み受け付けはできません
巻郷土資料館主催の「古文書講座」受講生6人が、「文政13年 曽根組 御用留帳」を読み解き、解説を加えた本を出版しました。
本は、巻郷土資料館や西川図書館、新潟県立図書館で閲覧できます。ぜひ読んでみてください。
※この冊子は、古文書講座で使用する資料ではありません
まちの話題
岩室中学校の生徒の絵画が
岩室観光施設いわむろやに展示されました
2月1日(月曜)から2月28日(日曜)まで、岩室観光施設いわむろやで、岩室中学校2年生による「地域をテーマにした絵画」の作品展が開催されました。
作品は全部で27点あり、生徒自身が感じる地域の良さを表現したものです。「地域」はエリアを限定せず、広く「新潟」を描いた生徒もいれば、地元の「岩室」を描いた生徒もいます。
当初は文化祭で展示する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となりました。地域の良さをアピールするために描かれた作品を、多くの人に見てもらう機会がない中、これまで築いてきた学校と地域とのつながりで、今回の展示会の開催が実現しました。
中之口子育て支援センターで
ひな人形を作る催しが行われました
2月8日(月曜)から2月12日(金曜)まで、中之口こども園の中にある中之口子育て支援センター「さくらんぼ」で、手作りのひな人形制作が開催されました。
さまざまな柄の折り紙でひな人形の着物を折り、顔や頭、冠などの形に切った折り紙を貼り付けて、最後に顔を描いて作りました。どの折り紙を使うか、何色のリボンを使うか、どんな顔にするかなど、お子さんに話しかけながら作っていました。
作品を並べてみると、一人一人表情や雰囲気が違い、それぞれの個性が表れていました。
巻地区公民館 地域学講座 巻での酒造りについて
~ふるくからの醸造のまちで、日本酒の造り方を学ぶ~
2月13日(土曜)に、笹祝酒造株式会社で、巻地区公民館主催事業「巻での酒造りについて~ふるくからの醸造のまちで、日本酒の造り方を学ぶ~」が開催されました。
六代目蔵元 代表取締役社長の笹口 亮介さんより、酒造りの基本や西蒲地域での酒造りについて、また、醸造場の数が全国トップクラスである西蒲地域ならではの取り組みについて講話をしていただきました。
酒蔵見学では、酒造りに使っている米や、米を蒸しているところなどを見せていただき、普段口にしている日本酒がどのように造られているか、目で見て学ぶことができました。