第351号(令和3年11月21日)1ページ目
最終更新日:2021年11月21日
火の取り扱いに十分ご注意ください!
火災・救急・救助は「119番」
問い合わせ 西蒲消防署(電話: 0256-72-3309)
毎年冬になると暖房器具による火災が多く発生します
西蒲区内では10月15日現在で13件の火災が発生しています。これから気温が下がるにつれて、暖房器具を使用する機会が増えます。例年この時期になると、暖房器具を起因とした火災が発生しやすい傾向にあります。いま一度、暖房器具を含め、火の元の確認に努めてください。下記の点に注意し、安心安全な西蒲区を実現しましょう。
西蒲区の火災発生状況
令和3年10月15日現在
火災件数 13件(111件)
出火率 2.3(1.5)
注記:( )は新潟市全体の10月15日現在の火災件数です
注記:出火率とは、人口1万人当たりの火災発生件数です
西蒲区の火災発生件数比較(1月から10月)
令和2年
月 | 発生件数 | 主な原因 |
---|---|---|
1月から3月 | 3件 | ストーブ |
4月から6月 | 1件 | 電気機器 |
7月から10月 | 10件 | たばこ |
令和3年
月 | 発生件数 | 主な原因 |
---|---|---|
1月から3月 | 5件 | こんろ |
4月から6月 | 2件 | たばこ |
7月から10月 | 6件 | 火入れ |
火災を防ぐための大切なポイント
火災の主な原因をご存じですか?
こんろ
- 調理中はこんろから離れない
- こんろ周りの整理整頓をこまめにする
- 鍋底から炎がはみ出ないように、火力の調整を適切に行う
たばこ
- 寝たばこをしない
- 吸い殻をためない(水を入れる)
- たばこを投げ捨てない
- 確実に火を消して捨てる
火入れ
- 稲わらやもみ殻を焼却する目的での火入れは絶対に行わない
- たき火を行うときは、その場を離れず、水バケツなどの消火器具を準備する
暖房器具による火災を防ぐための大切なポイント
正しく使用して、安全で快適に過ごしましょう
ストーブの上に洗濯物を干さない
洗濯物が落ちて、出火する恐れがあります。
火を消してから給油する
こぼれた灯油に引火する恐れがあります。
タンクのふたは確実に閉める
ふたが外れて大量の灯油がストーブにかかる恐れがあります。
ストーブの近くに燃えるものを置かない
ストーブに接触し、出火する恐れがあります。
※寝る前や外出時はストーブを確実に消しましょう!
こんな点にも注意が必要!
- ストーブを使い始める前には清掃を行い、安全点検をする
- スプレー缶やカセットボンベをストーブの近くや上に置かない、使わない
- 電源プラグやコード、ガスホースなどを定期的に点検する
危険 ヒートショック
ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度の変化により血圧が上下に大きく変動することなどが原因で起こります。
新潟市では令和2年に253人が入浴時の体調変化が原因で救急車を要請し、そのうちの113人が亡くなりました。
入浴中の事故は11月から3月に多発し、温度差が激しい冬季には特に注意が必要です。
発症しないためのポイント
- 入浴前に脱衣所や浴室を温める
- お風呂の温度は41度以下、湯につかる時間は10分以内
- 浴槽から急に立ち上がらない
- アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控える
- 入浴前に家族に一声掛けて、見回ってもらう
ヒートショックの影響を受けやすい人
- 65歳以上の高齢者
- 高血圧、糖尿病、脂質異常の人
- 不整脈がある人
- 飲酒後に入浴する人
- 熱いお風呂が好きな人
消防団員募集中!!
新潟市消防団は、一緒に地域を災害などから守ってくれる消防団員を募集しています。興味のある人は、いつでも消防署へ問い合わせてください。
消防団員の活動
- 火災の消火活動
- 自主防災訓練指導
- 防火広報 など
地域に密着した活動を通じて、地域の安心・安全に貢献しています。
西蒲区データ
人口 55,157人(−37) 世帯数 20,768世帯(+11) 男 26,742人(−33) 女 28,415人(−4)
注記:10月末現在の住民基本台帳。カッコは前月末比