第405号(令和6年2月18日)1ページ目
最終更新日:2024年2月18日
学校が元気に!地域が元気に!そして子どもが元気に!
地域と学校パートナーシップ事業 第2集
新潟市では、学校が地域に開かれ地域と共に歩むことができるように、地域のネットワークづくりや協働事業などを推進し、「学・社・民の融合」による学校教育を進めています。全ての学校に「地域教育コーディネーター」を配置して、地域と連携・協働したさまざまな活動を行い、事業の目指す姿「学校が元気に、地域が元気に、子どもが元気に」の実現に向け取り組んでいます。
前号に引き続き、西蒲区にある小中学校および西特別支援学校20校の令和5年度パートナーシップ事業の活動を紹介します。
問い合わせ 教育支援センター(電話:0256-72-8560)
岩室小学校
岩室小学校の長年の伝統である「焼きいも大会(さつまいも収穫祭)」を開催しました。半年を通じて世話をし、収穫できた喜びや、ボランティアの人に対する感謝の気持ちを感じながら、ボランティアの人と会食を楽しみました。
和納小学校
4年生は、岩室地区コミュニティ協議会と防災士より防災教育「カエルキャラバン」を行っていただきました。「防災グッズクイズ」、「防災工作 ポンチョ・新聞紙スリッパ作り」、「防災ジャンボカルタ」の活動を通して、災害が起きたとき、どう行動すれば良いかを学びました。
曽根小学校
校祖・
鎧郷小学校
11月3日、ウェルカム参観日として地域一体型の文化祭を開催し、地域と共に学ぶ活動を通して学んだことを全学年が発表しました。その後、鼓調、越後傘ぼこ盆唄保存会による演奏と踊りで盛り上がりました。地域の人の作品展示もあり、地域一体型の参観日となりました。
升潟小学校
わくわくSDGs学習の一環として、升潟地区の名産であるイチジクについて学習しました。枝の誘引や収穫などの作業のほかに、西区の「いっぺこ~と」での販売のお手伝いなども行いました。イチジクを通して、升潟地区の良さを知るとともに地域に対する誇りを持ちました。
潟東小学校
毎年12月第1日曜日に潟東地域で開催される「かもん!カモねぎまつり」。今年も「ねぎ焼」のブースでは、3年生が育てた長ねぎを販売しました。子どもたちの元気いっぱいな掛け声で、会場も活気づきました。
西特別支援学校
中学部1年生が地域の名産品について知識を深めるため、「越王おけさ柿」の収穫・渋抜き体験をJA新潟かがやき巻アグリセンターに指導していただきました。生徒は渋抜き後の甘くなった柿を楽しみにしていました。
岩室中学校
「地域で、地域を、地域と学ぶ地域探究学習」の計画、運営をパートナーシップ事業の柱にしています。生徒の探究を支援、伴走するコミュニティ・ティーチャーと関わる活動を通して、地域を窓に社会を掘り下げて見る、広い視野で見る、将来を見る目が育っています。
西川中学校
9月24日、4年ぶりの開催となる西川地域敬老会で吹奏楽部が「ふるさと」「学園天国」「ヤングマン」を演奏しました。久しぶりの敬老会での演奏で、高齢者と触れ合うことができ生徒も楽しんでいました。
潟東中学校
2年生対象の職場体験では、さまざまな職種の各事業所に協力していただきました。実際に体験することで、生徒は、学ぶことの意義、働くことの意義を理解し、将来の方向性を考える良い機会となりました。
コミュニティ・スクール
西特別支援学校
学校運営協議会で「家庭・西特・地域が一体となった子ども支援の在り方」について話し合いました。課題として、児童生徒の居住地が広域のため、家庭と巻地域とのつながりが薄いことが挙げられました。これについて、学校の行事を地域に出て開催することで学校を知ってもらう機会になり、地域の活性化にもつなげられるという意見や、地域の子どもとの交流を増やしたいという意見がありました。
中之口東小学校
学校運営協議会で「地域と共にある東小を考える」をテーマとして2つのグループに分かれて話し合いました。「これからの東小に寄せる願い」として、「地域の良さを生かした授業づくりで、地域を大切にする子を育てる」「学校が地域のコミュニティの場になる」「体験活動で本物に触れる」「子ども発の学習・活動を実現する」など、地域と連携しながら社会参画への実践力を育てたいという思いを共有しました。
【コミュニティ・スクール】 学校運営協議会を設置し、保護者・地域・学校が一体となって地域の子どもたちを育むために力を合わせる仕組み。
【学校運営協議会】 保護者代表・地域住民・学校支援者などが学校教育に必要な支援に関して協議する合議制の機関。年4回開催。
西蒲区データ
人口 53,376人(−83) 世帯数 20,932世帯(−5) 男 25,857人(−53) 女 27,519人(−30)
注記:1月末現在の住民基本台帳。カッコは前月末比