第130回新潟市都市計画審議会議事録

平成24年1月26日（木曜）午後2時～午後3時

新潟市役所本館6階　講堂

審議委員（22人）
五十嵐由利子委員、永井雅人委員、五十嵐修平委員、岡崎篤行委員、長谷川雪子委員、平山桂子委員、松岡史郎委員、高橋三義委員、遠藤哲委員、佐々木薫委員、五十嵐完二委員、橋田憲司委員、渡辺和光委員、小山進委員、大寺伸幸委員（代理）、長田信委員（代理）、渡辺敬二委員（代理）、星野正三委員（代理）、海津裕子委員、坂上久美子委員、藤田博委員、松原栄二委員

　長期間未着手となっている都市計画道路の見直しを行った結果、一番堀通入船線、豊栄停車場線の一部区間、東口線の全線について、上位計画の位置づけがなく、円滑な交通への寄与、生活利便性の向上及び、都市環境・防災の向上に資することが確認されず、必要性が失われていることから都市計画から廃止するもの。また、一番堀通入船線、豊栄停車場線は車線数が未決定であることから車線数を定める。

• 議案第1号について、全員一致で原案のとおり可決されました。

　都市計画緑地寺山緑地は昭和47年の都市計画決定以後、未着手の状態が続いており、都市計画決定時に必要とされていた緑地の機能は、その後整備された緑地により代替できることから都市計画から廃止するもの。

　地区住民にとって憩いやレクリエーションの場となり、周囲の屋内スポーツ施設や病院、老人福祉施設などと連携して地区全体の健康増進に寄与するため寺山公園を都市計画に追加するもの。

• 主な質疑及び回答

・「寺山公園の面積はどのような基準で設定したのか。」という質問に対して、国土交通省の都市公園利用実態調査等を用いて入園者数や各広場の想定利用割合から面積を算出した、と回答しました。

　寺山緑地の廃止、寺山公園の追加に伴う、同方針における緑地に関する計画について変更するもの。

• 議案第2号及び議案第3号について全員一致で原案のとおり可決され、議案第4号ついて全員一致で「意見なし」としました。

　工業地域の単独処理していた大規模工場の区域及び新たに市街化区域に編入された開発予定区域を追加するもの。併せて、計画的市街地形成が図られる見込みがない一部区域を廃止するもの。

• 主な質疑及び回答

・「民間の事業所が当初、事業所独自の排水処理施設を持っていたが、老朽化に伴い平成16年に公共下水道へ接続替えしているとのことだが、正式な手続きを経てから接続替えを行うというような順番になっておらず違和感がある。手続きの進め方について今後検討していただきたい」という質問に対して、今後の課題として検討する、と回答しました。

• 議案第5号について全員一致で原案のとおり可決されました。

• 議案第1号参考資料：都市計画道路見直しの評価カルテ
• 議案第2、3号参考資料：都市計画変更について（寺山緑地・寺山公園）
• 議案第3号参考資料：寺山公園基本計画平面図
• 議案第4号参考資料：都市計画の案の理由書、自然的環境の整備又は保全に関する方針図、新旧対照表