1　新潟駅前周辺の客引きについて

受付日：令和6年7月　年齢：40歳代

　東大通の客引きの多さはなんとかできないものでしょうか。まっすぐ歩くことすら出来ない程の数が毎日ウロウロ。特に私は男なので、何度も声をかけられてとても不快で、時には恐怖すら感じます。一方で、電柱には「客引きを許さない町」の新潟県警のステッカー。
　見回りや私服警官など、何もしていない訳では無いのは重々承知しておりますが、あまりにも無法地帯と化している現状を、どのようにお考えでしょうか。
　先日も、他県から来た知人に、「新潟はせっかく駅を綺麗にしたのに、すぐ近くの飲み屋街がこれだけガラ悪いともったいない」と言われました。
　今までに数人に似たようなことを言われた経験があります。古町はあれだけきれいに出来たのに、駅前は何故出来ないのか不思議でなりません。
　新潟市民として、胸を張って自慢出来る繁華街になって欲しいと切に願います。

　本市では、「新潟市犯罪のない安心・安全なまちづくり条例」を制定し、平成19年4月から公共の場における迷惑行為として執拗な客引き行為や勧誘行為を禁止しています。
　ご指摘のありました新潟駅前の東大通地区につきましては、平成19年から重点的に防犯活動を推進する地区として指定し、警察署、商店街組合、飲食業組合、自治会、防犯組合、市などで構成する「新潟駅前地区セーフティゾーン活動委員会」により、客引き行為防止等を目的とした環境健全化のためのパトロールを毎月3回実施してきました。
　また、「新潟県迷惑行為等防止条例」に基づき、違反となる客引き行為者については、随時、新潟県警察による取り締まりも行われています。
　加えて、令和3年からは、客引きや勧誘の更なる防止に向けて、商店街や自治会の役員などの地元関係者や新潟警察署、市議会議員と当課で定期的な会議を開催し、客引き防止に向けたポスターの設置や街頭アナウンスを開始したほか、他の自治体における先行事例の研究や防止対策の検討を行っています。
　今年度は、客引きの実態調査を行うとともに、市民アンケートについても実施予定であり、本市といたしましても、引き続き地元関係団体等との連携のもと、地域と一体となった安心・安全なまちづくりに向けた活動を進めてまいります。

回答日：令和6年7月
担当課：市民生活課