市報にいがた 令和2年5月3日 2718号 3面
最終更新日:2020年5月3日
古町地区将来ビジョン
古町地区の将来像や方向性を地元商店街や市民の皆さんと共有することを目的に「古町地区将来ビジョン」を策定しました。同ビジョンは「つながりを育む歴史まち 古町~誇れる街の礎を、次の150年に繋(つな)げます~」をコンセプトに、3つの方針を掲げています。この方針のもと、古町地区を5つのエリアに分け、それぞれのエリアが目指す姿を示しています。市民の皆さんとの協働により、まちづくりの具体的な取り組みを広げていきます。
5つのエリアの目指す姿を抜粋して紹介します。
問い合わせ 政策企画部(電話:025-226-2152)
3つの方針
- 300年を超えるみなとまち文化の価値を届ける
- 魅力が集う、文化交流舞台のまち
- 住んで良し、訪れて良し、働いて良しの「ちょうど良い」まち
古町モールエリア(センターステージエリア)
~ヒト・モノ・コトの交流舞台~
多様な専門店が集積し、イベントが開催されるなど、さまざまなヒト・モノ・コトが交流するエリアとなっている
柾谷小路エリア(古町ステーションエリア)
~新潟の今と歴史が交差する~
行政、金融などの業務機能が集積し、さらなる新規創業者の呼び込みや企業誘致などにより、中心的な業務集積エリアとなっている
上古町エリア(ミックスカルチャーエリア)
~古さと新しさのある白山公園に続く文化門前町~
昔ながらの建築物のリノベーション(改修)などにより、若者向けや観光客向けのお店など、魅力的な個店が集積している
本町エリア(ニイガタリアルライフエリア)
~地元の味も人情も楽しめる~
生鮮品などの店舗や市場が集積し、地域住民や来街者の台所・食堂機能としてにぎわうエリアとなっている
古町花街エリア(ポートヒストリーエリア)
~湊町(みなとまち)新潟の歴史と文化が薫るまち~
歴史・文化的な街並みや古町芸妓(げいぎ)、料亭などの花街文化が保存・継承され、まち歩き観光や新潟の食文化を楽しめるエリアとなっている
まち歩きガイドさんに聞いた古町の魅力
新潟シティガイド 小寺 嘉信さん(東区在住)
白山神社の大鳥居を背に古町通を柾谷小路方面に進むと、4番町付近で大鳥居が見えなくなります。これは1655年(明暦元年)に完了したまちづくりの名残です。当時、信濃川に沿うように川(現在の東堀と西堀)と「通り」が作られました。そのため、川の流れに合わせて4番町付近で道が曲がり、大鳥居が見えなくなるのです。
このほかにも古町には昔の名残を街並みや地名に見ることができ、歴史を知って歩くと面白いスポットがたくさんあります。
古町の歴史、文化を積極的にアピールしていくことで、魅力と活気あるまちになるといいなと思います。
街中からはこんな声が
子育て応援ひろば(Co-C.G.ビル内)に子どもを預ける女性の声
本町通に10年くらい住んでいて、古町は生活の一部です。スーパーや趣のある飲食店などのお店だけでなく、子どもを預けられる施設や公園も近くにあって便利で過ごしやすいです。これからも暮らしやすいまちであってほしいですね。
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