市報にいがた 令和2年12月6日 2732号 1面
最終更新日:2020年12月6日
12月3日から9日 障害者週間 つながる 広がる ともにプロジェクト
公式ロゴマーク
新潟市では、障がいを理由とした差別を解消し、誰もが安心して暮らせる共生社会の実現を目指して「障がいのある人もない人も共に生きるまちづくり条例」を定めています。
同条例の下「ともにプロジェクト」を立ち上げ、障がい者アートの展示、ロゴマークを活用した啓発グッズの販売、「ともにEntrance(エントランス)」の活動などを行っています。
問い合わせ 障がい福祉課(電話:025-226-1237、FAX:025-223-1500)
アート展示場所
1. 新潟駅アートシール(新潟駅構内東西連絡通路、新潟駅南口バスターミナル)
日時 3月31日(水曜)まで ※西側連絡通路階段に同プロジェクトのロゴマークを装飾展示(今月上旬)
2. 原信ミュージアム(原信河渡店・錦町店・南万代店・黒埼店のほか市外5店舗)
3. こども創造センター
4. MOSごと美術館(今年はオンラインで展示)
日時 12月31日(木曜)まで
5. 新潟交通ラッピングバス
啓発グッズ販売店
6. まちなかほっとショップ(NEXT21・3階) ※新潟市内の障がい福祉施設で製作されたお菓子や雑貨なども販売
作品紹介
7. 「Best Friend」村山真紀さん(下インタビュー記事)
グッズ紹介(6.で購入可)
8. 「ともにクッキー」ワークセンターふじみ(東区藤見町1)で製作、受注販売
9. 「新型コロナウイルス感染拡大防止啓発缶バッジ」就労継続支援B型事業所さんろーど(中央区沼垂西1)で製作、販売 ※ともにEntrance加入企業主体の取り組みも含む。写真は過去の様子を含む
インタビュー アートに込めた願い
作家
就労継続支援B型事業所さんろーどに通所
村山 真紀(まき)さん
多くの人が行き来する新潟駅に自分の絵が飾られることはとてもうれしいですし、自信になります。「見た人が温かい気持ちになってくれるように」という願いを込めてアートを制作しています。細かく色分けをするところに特に力を入れました。これからも事業所の仲間と一緒にアート制作に取り組んでいきたいです。
インタビュー 作品を忠実に再現
有限会社トーゴスタジオ(東区東明7。新潟駅アートシールの設営業者) 代表取締役
菅原 正憲(すがはら まさのり)さん
共生社会の実現に向けた取り組みに共感し「ともにEntrance」に加入しました。当社は多くの障がい者アートの拡大印刷、展示設営をしています。作家さんがこだわりを持って描いた作品を忠実にアートシールに再現したので、作品の細かな部分まで見てほしいです。作品を通じて共生社会への理解につながるといいですね。
ともにプロジェクトとは
障がいのある人とない人の相互理解を深め、障がいの有無にかかわらず誰もがその人らしく活躍できる、共生のまちづくりを目指す取り組み
ともにEntranceとは
共生のまちづくりに関心のある企業や組織のつながりを構築・活用するためのネットワーク。障がいや福祉への理解を深めるために情報共有や学びの場の提供などをしている
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