市報にいがた 令和2年12月20日 2733号 4面
最終更新日:2020年12月20日
中原八一市長が行く 八区魅力発見(5) ~南区編~
近距離で地域の魅力を再発見する「マイクロツーリズム」が注目を集めています。今回は南区を訪れました。
今回の見どころは?
味方地区にある国の重要文化財「旧笹川家住宅」です。笹川家は14代・300年以上にわたって続いた名家で、江戸時代には大庄屋として8つの村(味方、白根、板井、木場、黒鳥、北場、亀貝、小新)を束ねていました。約400年前から建つ表門や築190年の屋敷が現存し、当時の暮らしぶりを感じることができます。
旧笹川家住宅の屋敷の裏にある庭をことし11月にリニューアル。味方中学校の生徒がデザインした庭は季節ごとの花が楽しめる
ほかにもお薦めはありますか?
歴史情緒あふれる月潟商店街と白根商店街では空き店舗を活用し地域の活性化に取り組んでいる人を訪ねました。
月潟地区「OBI(オビ)」の水野さんは、旧料亭や旧月潟劇場を活用して映像作品を上映している話を、白根地区「ゲストハウスぐーぐー」の川瀬さんは、古民家を改装して宿泊施設を営み、交流拠点づくりに取り組んでいる話をしてくれました。昔懐かしい街並みはまち歩きにお薦めです。
OBIの水野さん。「月潟に根付く地域文化を映像を通して発信し、多くの人に伝え残していきたいです」
ゲストハウスぐーぐーの川瀬さん夫妻(写真右)。「白根に宿泊し次の旅先に向かう人の拠点や、地域の人が交流する場にしていきたいです」
南区の魅力は?
南区は県内トップクラスの生産量を誇る農畜産物の宝庫です。また、300年の歴史を持つ「白根大凧(おおたこ)合戦」や郷土芸能「角兵衛獅子」、伝統工芸品「白根仏壇」など、伝統文化が息づいています。ぜひ南区の魅力を探しに出掛けてみてはいかがでしょうか。
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