市報にいがた 令和3年6月20日 2745号 4面
最終更新日:2021年6月20日
中原八一市長が行く 八区魅力発見(9) ~南区編~
近距離で地域の魅力を再発見する「マイクロツーリズム」が注目を集めています。今回は南区を訪れました。
今回の見どころは?
「大凧(おおたこ)合戦のまち」白根地区です。しろね大凧タウンガイドの半戸巳千郎(はんど みちお)さんによると「白根には凧合戦のための珍しい設備があります。大凧を揚げる際、マンホールの中に支柱を立てることができ、両岸から綱を引き合います。大凧専用のマンホールは白根側と味方側に1個ずつあり、ここにしかないものです」とのこと。このほか、中ノ口川の堤防には凧を傷めずに引き上げるための“手すり”ならぬ“凧綱すり”も設置されています。凧合戦という白根ならではの歴史が感じられました。
中ノ口川にある観光案内標識。凧合戦の見どころや詳しい内容が記載されている(白根地区内45カ所に53枚設置)
凧合戦専用マンホール。写真は白根側のもの。ふたの下には支柱を立てる土台の穴が隠れている
ほかにもお薦めはありますか?
農業を学べる「アグリパーク」は野菜の収穫や米粉ピザ作り、牛の搾乳や餌やり体験などができることから、当日は地元小学生も体験学習で楽しそうに学んでいました。直売所や宿泊施設もあり、たくさんの皆さんから喜んで利用していただいています。
アグリパーク。命の尊さや生き物への感謝の心を学べる
南区の魅力は?
7月にモモ、ブドウなどが出荷される南区は、果物の名産地です。史跡も多く、新飯田地区の円通庵(えんつうあん)、月潟地区の角兵衛獅子(かくべえじし)地蔵尊、味方地区の旧笹川家住宅などがあります。ぜひ南区の魅力を探しに出掛けてみてはいかがでしょうか。
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