市報にいがた 令和3年8月15日 2749号 5面
最終更新日:2021年8月15日
救急医療に正しい理解を
9月9日は「救急の日」、9月5日から11日は救急医療週間です。安心・安全な生活を支える上で欠かせない救急医療について、みんなで考えましょう。
問い合わせ 地域医療推進課(電話:025-212-8018)、消防局救急課(電話:025-288-3260)
救急車の適正な利用を
新潟市の昨年1年間の救急搬送者数は31,090人、1日平均85人でしたが、そのうち約3割の人が軽症で、入院することなく帰路に就いています。
救急車はみんなのものです。「救急車が必要なのはどんなとき?」を参考に、疾病やけがの程度に応じた救急車の適正利用をお願いします。
また、地域の救急医療体制を維持するため、状況に応じた適正な医療機関の受診をお願いします。
救急車が必要なのはどんなとき?
※症状は一例です
頭
- 意識がない、またはおかしい
- 突然の激しい頭痛
- けいれんが止まらない
顔
- 顔色が明らかに悪い
- 顔半分が動きにくい
- ろれつが回りにくく、うまく話せない
胸や背中
- 突然の激しい胸痛、胸が締め付けられるような痛みが2、3分続く
- 痛みが移動する
- 窒息
手・足
- 突然、片方の腕や足に力が入らなくなる
その他
- 大量の出血を伴う外傷
- 広範囲のやけど
- いつもと違う、様子がおかしい
消防局指令課 熊木
必要なときには迷わず119番を
急な胸痛、息苦しさや手足のまひ、けいれんがあるなど本当に必要なときは迷わず119番に通報してください。呼吸がない場合は通報のほかAED(自動体外式除細動器)を使用するなど、早い心肺蘇生法の実施が大切な命をつなぎます。
医療機関を受診するときの心得
- かかりつけ医を持ちましょう
- できるだけ昼間の診療時間内に受診しましょう
- 休日・夜間は急患センターなどを利用しましょう
・急患診療センター(中央区紫竹山3 電話:025-246-1199)
・西蒲原地区休日夜間急患センター(西蒲区巻甲 電話:0256-72-5499)
- 夜間、対処に迷ったときは電話で相談しましょう
・救急医療電話相談(午後7時から翌午前8時)
15歳以上の相談 #7119または電話:025-284-7119
14歳以下の相談 #8000または電話:025-288-2525
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