市報にいがた 令和3年10月3日 2752号 5面
最終更新日:2021年10月3日
公共施設を考える(2) 公共施設の再編って何?
新潟市では、市民の皆さんが将来も安心・安全に公共施設を利用できるよう、施設の再編を進めています。
今回は、公共施設再編の考え方についてお知らせします。
問い合わせ 財産活用課(電話:025-226-2387)
こうき(左)とようこ(右)
その1 再編で施設はなくなるの?
A.施設数は減りますが、サービス機能はなるべく維持していきます。
利用率の低い施設を同じサービスの施設に集約したり、スペースが余っている施設にほかの施設のサービス機能を入れて複合化したりするなど、施設利用の効率化を図っていきます。
新潟市では、各施設を「利用者の利用圏域」と「サービス機能」の観点で分類し、集約や複合化などの配置方針を決めています。
〈再編の例〉
色々なサービスを使う人が1つの施設に集まれば、新しい交流の場になるかもしれないね!
その2 再編する施設は自動的に決まるの?
A.地域の皆さんと一緒に検討していきます。
学校や公民館など地域に密着している施設は、施設の配置方針や利用状況、老朽度などを評価した一定のルールを基に、新潟市が再編案を作成します。これをたたき台として、地域の課題や将来のあり方を含めて施設の存続や集約などを決める「地域別実行計画」を、地域の皆さんと一緒に策定します。同計画は、改修時期が迫っている施設が多い地域などから順に検討を開始していきます。
策定後は同計画に基づいて、施設の改修が必要となる時期などを目安に実際の再編を進めていきます。
将来、私たちがサービスを受けられなくて困ることがないように、いくつもの手順を踏んで再編を進めていくのね。
地域によって課題はさまざまだから、地域ごとに計画を検討するんだね!次回は、地域と一緒に作る「地域別実行計画」について取り上げるよ。
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