市報にいがた 令和3年12月19日 2757号 4面
最終更新日:2021年12月19日
中原八一市長が行く 八区魅力発見(15) ~秋葉区編~
近距離で地域の魅力を再発見する「マイクロツーリズム」が注目を集めています。今回は秋葉区を訪れました。
今回の見どころは?
金津にある中野邸記念館です。明治から昭和初期にかけて「日本の石油王」といわれた中野家の大邸宅で、5つの蔵や広大な庭園は紅葉の名所として知られています。
建物の内部や美術品が公開されており、当時の繁栄ぶりを感じることができました。毎年9月から11月に開館する、秋限定のお薦め観光スポットです。
中野邸記念館本館前。周辺は石油の世界館、里山ビジターセンター、白玉の滝など見どころが多い
ほかにはどこを訪れましたか?
アザレアを栽培する子成場の「本間花卉(かき)園」を訪ねました。本間正信(まさのぶ)さんから「手作業でこだわりの花作りをしています。毎日花に顔を見せると、花もきれいに咲こうとします」とお聞きしました。本間さんが品種改良した「ロマンスパール」を見せていただきましたが、大変見事な色合いでした。9月から4月上旬ごろまで全国に出荷され、秋葉区内でも買い求めることができます。
本間さんご家族の作業中に訪問。国内で流通するアザレアの9割は新潟で生産され、秋葉区は全国有数の産地となっている
最後に訪れた場所は?
信濃川で川砂を採取する「臼井砂(うすいすな)採取協同組合」を訪ねました。かつては船で川砂をくみ上げ、県内にしかない珍しい運搬船「コウレンボウ」で運んでいたそうです。現在ではくみ上げの方法が船からポンプとなり、運搬はトラックに変わりました。
川砂は、道路整備などの公共事業に欠かせない物として利用されています。
臼井砂採取協同組合の中川実(みのる)さん(右)。信濃川の水で洗われた良質な砂が採れる
※撮影時のみマスクを外しています
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