市報にいがた 令和4年6月5日 2768号 5面
最終更新日:2022年6月5日
連載 新潟の食をめぐる(7)
入澤製麺株式会社(南区・麺製造販売)
歴史ある企業や店舗を訪ねます。
幅広い種類の麺を製造
同社は南区月潟地区で大正10年(1921年)に創業し、昨年100周年を迎えました。「初代・福七の奉公先が事業をやめることになり、代わりにそうめんの製造を引き継いだのが始まりと聞いています」と4代目社長の入澤康雄(やすお)さん。国内産の小麦を主に使用し伝統の手法で作り上げる乾麺や、スープ・具材付きで手軽に調理できる生麺など、幅広い商品を県内のスーパーマーケットなどに出荷しているほか、飲食店や学校給食向けの麺も製造しています。
時代の変化に対応
近年では、もち麦や枝豆、なが藻(も)(海藻)といった県内産の原材料を使ったオリジナル商品をインターネットの通信販売サイトや産地直販店舗で売り出し、県外の消費者からも好評を得ています。「厳しい社会環境ですが、時代の変化に対応できる企業が生き残ると思っています。地域密着の姿勢とお客さまの視点を大切にしながら日々の業務に取り組み、安心・安全でおいしい商品を提供していきたいです」と力強く抱負を語ってくれました。
4代目 入澤康雄さん
関連リンク
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Reader(旧Adobe Acrobat Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ