市報にいがた 令和5年3月19日 2787号 4面
最終更新日:2023年3月19日
中原八一市長が行く 八区魅力発見(20) ~北区編~
近距離で地域の魅力を再発見する「マイクロツーリズム」が注目を集めています。今回は北区を訪れました。
今回の見どころは?
松浜地区の活性化に取り組んでいる小林啓一郎さんの案内で、同地区の新たな魅力を発見しました。
最初に訪れた障がい者の就労支援施設「クロスハーバー」では、皆さんがとても生き生きとお仕事をしていました。管理者の佐藤茂充さんの「利用者の皆さんが地域社会で役割を担ってもらえるよう、支援しています」という言葉が印象的でした。4月からは、地域交流の場やイベントスペースとしての利用も再開されるそうです。
クロスハーバー。左から佐藤さん、中原市長、小林さん。3人が持っているロゴは同施設の利用者が描いたもの
次に、家庭料理のお店「おたま料理のしかい」の四家井美紀(しかいみき)さんにお話を伺いました。新型コロナウイルス感染症が拡大し、「家で料理を作る回数が増えて大変」という知人の声がきっかけで、営んでいたパブをテイクアウト中心のお店にリニューアルしたそうです。プロが作るおいしい料理で地域の皆さんに大変喜ばれていると聞いています。
「おたま料理のしかい」の四家井さん。こども食堂も開催し、地域の皆さんに元気を与えています
ほかにどこを訪れましたか?
同地区へU・Iターンした2組のご夫妻のお店を訪れました。
羽ケ崎章(はがさきしょう)さん、奈苗さんが経営する、1階がカフェで2階が建築事務所の「nico」では、狂言付きお茶会など、とても魅力的なイベントも開催されています。
羽ケ崎さん夫妻。県内杉をふんだんに使った建物がとても居心地よかったです
斎藤信秀さん、春菜さんの「フレンチカレーとお菓子の店pino」は、地元の方はもちろん、遠方からもお客さんがいらっしゃるそうです。
斎藤さん夫妻。新型コロナウイルス感染症の拡大がきっかけで、子育てしやすい新潟へ戻ったそうです
両ご夫妻の活躍が地元の方々の刺激になるのでしょうね。皆さんも、地域の元気と魅力が詰まった松浜地区へぜひ出かけてみませんか。
新潟市広報課Facebookで中原市長の魅力体験動画を公開中