市報にいがた 令和5年12月3日 2804号 情報ひろば
最終更新日:2023年12月3日
新連載 減塩でおいしいちょいしおレシピ 食推さんおすすめ
この連載では、自宅でできる減塩のテクニックを、食生活改善推進委員(食推)の皆さんが考えたレシピと共にお知らせしていきます。
問い合わせ 健康増進課(電話:025-212-8166)
1. しゃぶしゃぶ肉のロール蒸し 主菜
素材には味をつけず、コクのあるソースにつけて食べることで、おいしく減塩できます。
栄養価(1人分)
エネルギー:172キロカロリー
たんぱく質:13.2グラム
食塩相当量:0.7グラム
作り方
- ピーマンとパプリカ、玉ネギを千切りにする。エノキは根元を落とし、半分に切ってほぐす。
- 豚肉を広げ1.を巻き、米粉をまぶす。
- 耐熱皿にざく切りにしたキャベツをのせ、上に2.を並べる。
ラップをふんわりとかけ、電子レンジ(500ワット)で約5分加熱する。 - Aを混ぜてソースを作る。
- 器に青じそと3.のキャベツ、斜め半分に切った肉巻きをのせ、ソースを添える。
材料(2人分)
- ピーマン 10グラム(3分の1個)
- パプリカ(赤) 20グラム(6分の1個)
- 玉ネギ 20グラム(10分の1個)
- エノキ 20グラム(10分の1袋)
- 豚肉(赤身・薄切り) 100グラム
- 米粉 10グラム
- キャベツ 50グラム(1枚)
- A
・粒マスタード 小さじ2
・レモン汁 小さじ1弱
・マヨネーズ 大さじ1
・しょうゆ 小さじ3分の2
- 青じそ 2枚
食生活改善推進委員とは
地域で食を通じた生涯の健康づくり活動を推進しているボランティア団体です。
会員数は362人(令和5年4月現在)、市内8支部で活動しています。
「ちょいしお」とは
「野菜や果物を生かしてちょっとの塩でおいしく健康に」を目指す減塩の食生活です。食事を作るとき、選ぶときには減塩を意識してみましょう。
減塩が大切な理由
食塩の取りすぎは脳卒中などの脳血管疾患や胃がんなどの発症リスクを高める原因の一つといわれ、新潟市は全国に比べてこれらの病気で死亡する人の割合が高くなっています。これらの病気の予防のためには、食塩を減らして野菜を食べるなど栄養バランスの良い食生活を送ることが大切です。
「ちょいしお」のポイント
野菜は1日350グラム食べる
野菜には余分な食塩の排せつを促すカリウムが多く含まれています。1日の目安は、小鉢のおかず5皿分です。
また、みそ汁やスープは野菜などの具をたっぷり入れると、野菜が増えて汁の量も減るため減塩にもつながります。
主食・主菜・副菜のそろった食事をする
バランスの良い食事をしている人は食塩の摂取量が少なく、カリウムの摂取量は多いというデータがあります。
主食
ご飯、パン、麺類など
主菜
主に肉、魚、卵、大豆などを使った料理
副菜
主に野菜、キノコ、海藻などを使った料理