市場の仕組み

最終更新日:2012年6月1日

市場の仕組み

流通経路図

開設者(新潟市)

新鮮で安全な生鮮食料品等(青果、水産物、花き)を、安定して消費者に供給するために、取引の指導監督や衛生検査、価格等の情報提供及び施設の維持管理等を行い、適切な市場運営をはかります。

卸売業者(市長の許可)

全国各地の生産者などから販売を委託されて、または買付けて生鮮食料品等を集めます。
市場に集めた青果物を、せり売又は相対取引により、仲卸業者や売買参加者に卸売して、販売委託者から決められた手数料を受け取ります。

仲卸業者(市長の許可)

卸売業者から仕入れた大量の生鮮食料品等を市場内の店舗で仕分けして、売買参加者や買出人に販売したり、スーパーなどに配送したりしています。短時間で多種、多様の生鮮食料品等を分荷する大切な機能です。

売買参加者(市長の承認)

小売店、加工業者などのうち、卸売業者との取引に参加する資格を持っている人で、卸売業者又は仲卸業者から直接生鮮食料品等を仕入れ、消費者に販売したり、加工食品などを製造したりしています。

関連事業者(市長の許可)

市場を利用する人たちの便宜をはかり、また、市場の機能を充実させるために市場内に店舗を設け、理容店、雑貨店、食料品店、銀行、食堂などを営業しています。

買出人

卸売業者との取引に参加する資格を持たない小売店、飲食店、旅館などで、仲卸業者や関連事業者から必要な品物を仕入れ、自分の店舗で小売りなどをします。

生鮮食料品等の価格

生鮮食料品等の価格は、消費者の需要と生産者の供給のバランスによって決まります。生産量が減ると価格は上がり、生産量が増えると価格は下がる傾向にあります。しかも、生鮮食料品等は新鮮さが命ですから、天候などの自然条件や消費状況などによっても価格は大きく変化します。

せり売と相対取引

卸売市場での売買取引は、公正で効率的でなければならないとされており、卸売業者は、「せり売」と「相対取引」と呼ばれる方法で仲卸業者や売買参加者等に卸売します。

せり売

卸売業者の「せり人」が、売りたい生鮮食料品等の品目、産地、等級、数量を呼び上げます。それに応じて、その品物を買いたい人が自分の希望する価格を指で表して申し込みます。「せり人」は、そのなかから一番高い価格で申し込んだ者にせり落とします。

相対取引

「せり売」以外の取引の方法で、卸売業者が買い手と話し合いで価格、数量を決定します。

せり売の順序

せり売の順序図

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農林水産部 中央卸売市場

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