新潟歴史双書、新新潟歴史双書

最終更新日:2022年1月8日

歴史双書について

新潟の歴史・文化を様々なテーマで語るシリーズ。
みなとぴあ(歴史博物館)で販売しています。品切れのものもあります。
詳しくはみなとぴあ、又は文書館にお問い合わせください。
なお、以下の定価は税込です。

新潟歴史双書(B6判、一冊160ページ程度)

1 新潟湊の繁栄(1998年、完売)

 本書は、平安時代の蒲原津から始まり、明治元年に開港するまでの、新潟湊の歩みを見ます。新潟は信濃川・阿賀野川の両大河と日本海によって育まれた港湾都市です。人・ものが行き交った湊、そして湊町・新潟に生きた人々の営みに迫ります。

主な目次

第1章 古代・中世の湊/第2章 湊をめぐる争い/第3章 西回り航路と回米/第4章 湊のしくみと商人/第5章 回船と抜け荷/第6章 新潟上知と開港への準備

2 戦場としての新潟(1999年、完売)

 本書は、太平洋戦争末期の新潟を「戦場」という角度から見ます。交錯するサーチライト。暗闇から落ちてくる機雷。貨物船が、漁船が沈む。艦載機が船を、家を襲う。港や工場で苛酷な労働を強いられる外国の人々。そして原爆の恐怖。新潟が経験した戦争です。

主な目次

第1章 「暁」と「響」/第2章 外国人強制労働と戦時俘虜/第3章 触雷/第4章 艦載機の空襲/第5章 原子爆弾と新潟

3 新潟歴史物語(2000年、完売)

 本書は、縄文時代から現代までの地域性や時代性のある事柄を紹介します。市内最古の縄文遺跡、なぞの渟足柵、新川の開削、戦時下の空襲、埋め立てられた堀、上越新幹線開通などについて132話の物語にまとめています。巻末には年表も収載。

主な目次

第1章 新潟のあけぼの/第2章 江戸時代の新潟/第3章 近代の新潟/第4章 現代の新潟

4 白山公園あたり(2001年、完売)

 本書は、白山公園とその周辺の変貌や、公園につどった市民の歴史をコンパクトにまとめた本です。白山公園は、日本最初の公園の一つとして開園し、市民の公園として親しまれ、"りゅーとぴあ"の開館で大きく展開しました。白山公園の造園・公園の動物たち・祭り・総合グラウンドの造営・公園で開催された博覧会など、懐かしい話や初めて聞く話が満載です。現在の公園付近の施設や碑・彫像などの紹介もあります。

主な目次

第1章 白山公園の誕生/第2章 白山公園に集う/第3章 拡大する白山公園/第4章 白山公園を歩く

5 新潟の堀と橋(2001年、完売)

 本書は、市の中心部にあった堀と橋の歴史を中心に、農村部の堀も加え、新潟の堀と橋のあらましをまとめた本です。西堀・一番堀など、かつて新潟の町の中や集落の中には多くの堀と橋があり、人々の暮らしに深くかかわっていました。堀と橋が、時代とともにどのように移り変わってきたのかを、それらを描いた文芸作品・絵画や多くの写真をまじえながら紹介します。

主な目次

第1章 湊町新潟と堀/第2章 人々の暮らしと堀・橋/第3章 水都新潟の面影/第4章 消えた堀

6 新潟市の文化財(2002年、1,594円)

 本書は、新潟市域にある国・県・市の指定文化財計66件と国登録有形文化財15件を、カラー写真とコンパクトな記述で紹介しています。文化財を通して新潟の風土と歴史が浮かび上がります。巻末には、指定・登録文化財の一覧と所在図も掲載。

主な目次

第1章 旧新潟市域の指定文化財/第2章 黒埼地区の指定文化財/第3章 国登録有形文化財

7 新潟港のあゆみ(2003年、完売)

 本書は、開港「五港」の一つとして明治元年に開港した新潟港の、現在までの歩みをコンパクトな記述で紹介しています。外国貿易が振るわなかった開港当初から、川蒸気船が行き交い、北洋漁業や日満航路で賑わった時代、そして新潟東港の開港など、港湾都市・新潟の歴史が浮かび上がります。

主な目次

第1章 開港の現実と対岸への挑戦/第2章 近代港湾の実現/第3章 変貌する新潟港

8 新潟の地名と歴史(2004年、完売)

 大化3年に記された「渟足柵」に始まる市域の地名の、現在までの移り変わりをコンパクトに紹介。今に残る地名や既に消えた地名、それぞれの歴史が浮かび上がります。

主な目次

第1章 江戸時代までの地名/第2章 明治以降の地名/第3章 地名が語る歴史と伝説

9 萬代橋と新潟(2005年、完売)

 明治19年に日本一の長大橋として誕生した萬代橋の歴史を、文芸作品や懐かしい写真を交えて紹介。新潟市のシンボルとして長く愛されてきた萬代橋は、現在の三代目が平成16年に重要文化財に指定され、日本の名橋となりました。その三代にわたる歩みに迫ります。

主な目次

第1章 長さ四三〇間の萬代橋/第2章 六連アーチの萬代橋/第3章 シンボルとしての萬代橋

新・新潟歴史双書(四六判、一冊160ページ程度)

1 新潟市の伝説(2006年、833円)

 伝説は、その地域の人々の営みや、自然・出来事に対する人々の思いから生まれました。平成17年の合併によって誕生した新市域各地に伝わる伝説からは、かつての新潟の風土・人々の喜びと悲しみが浮かび上がります。

主な目次

第1章 阿賀野川以北・亀田郷・新潟町/第2章 新津丘陵・中ノ口川周辺/第3章 新川・西川・角田山・弥彦山周辺

2 新潟市の遺跡(2007年、1,131円)

 市域には、日本海側で最北の前方後円墳、海浜に営まれた古代の製塩遺跡、越後平野の真っただ中で萱刈りをしていた中世の集落跡など、様々な遺跡があります。旧石器時代から中世までの多様な遺跡を、カラー写真と簡潔な記述で紹介します。

主な目次

第1章 新津丘陵周辺の遺跡/第2章 弥彦・角田山周辺の遺跡/第3章 平野の遺跡

3 石油王国・新潟(2008年、822円)

 新潟は、大正時代まで日本の石油産業の中心地であり、現在も国内の最大の原油産出地です。新潟で発祥し、新潟の産業の近代化に大きな役割を果たした石油産業の歴史を、多くの図表と簡潔な記述で紹介します。

主な目次

第1章 新潟の石油の始まり/第2章 近代石油産業の成立/第3章 戦後の石油産業と天然ガス

4 内野新川(2009年、822円)

 内野新川は、鎧潟干拓地(西蒲区)の下流出口に発し、五十嵐浜(西区)で海に注ぐ長さ13.5キロメートルの二級河川です。越後平野では、江戸時代中期から現在までに、海への放水路が多く作られています。その一つが内野新川です。治水とそれに伴う農業生産力向上の歴史を、内野新川の開削と管理・保全を中心に、簡潔な記述で紹介しています。

主な目次

第1章 新田開発と西蒲原低地/第2章 内野新川の開削/第3章 統一用排水路と新川の整備/第4章 新川にまつわる石碑と昔の風景

5 鉄道と新潟(2010年、完売)

 新潟は、日本海側で最も早い時期から鉄道網が整備されてきた地域の一つで、現在も上越新幹線をはじめとした高速・長距離交通網の結節地となっています。新潟が首都圏と直結し、日本海側随一の港湾都市に発展する推進力となった鉄道の歴史を、他の交通や産業との関係にも触れながら、簡潔な記述と多くの図表で紹介しています。

主な目次

第1章 鉄道輸送の始まりと普及/第2章 鉄道網の拡充と戦争/第3章 復興と鉄道網の整備/第4章 上越新幹線の開業とJRの発足

6 新潟砂丘(2011年、925円)

 越後平野の前面には、日本屈指の大砂丘・新潟砂丘が連なっています。砂丘周辺の人々は、砂丘から吹き付ける飛砂の被害に悩まされたり、砂丘を掘り割って放水路を造ったり、砂丘地を宅地や工業地帯などに開発したり、砂丘とさまざまにかかわりあいながら暮らしてきました。本書は、新潟砂丘と人々とのかかわりの歴史を、簡潔な記述と図表で紹介しています。

主な目次

第1章 形成と営みの始まり/第2章 町・村の営みと砂丘/第3章 新潟と砂丘

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