2 新潟市の観光大使としてのタクシーの活用
最終更新日:2024年9月13日
受付日:令和6年6月 年齢:50歳代
ご意見・ご提案
各地へ行くことが多いため気づいたのですが、新潟のタクシー運転手さんは他県のタクシ一運転手と違い、観光資源についてあまり語らないですね。
他県のタクシーは、何気ないところでも解説することで、その地域のことについて気付かせてくれ、意味を持たせてくれます。例にあげると、岐阜の長良川、京都の大原などです。これらは建物が建っているわけでもないところで、「ここが鵜飼をすることもある清流長良川ですよ」とか「ここがのどかな日本の原風景ともいえる大原です。落ち付きますでしょ」とか、上手にガイドしています。旅行者が気付きにくい場所は言われないとわからないので、旅の記憶に残りました。
以前、新潟に来た人が、タクシー内で何か見るところありませんかと聞いたら、新潟には何もないようなことを言われたと聞きました。新潟市でも、何気なくても歴史のある場所とか、みんなが名前くらいは聞いたことがある場所があると思います。この場所に来た!という体験をするために、タクシー運転手さんが一役買ってくれるよう、行政にうまく介入してほしいと思います。
建物を建てるだけが観光地ではなく、新潟市の歴史からアピールポイントを考えて、それを草の根でアピールしていくのもじわじわ効いてくるのではないでしょうか。
新潟市を盛り上げて、JRの本数ももとに戻してもらいたいですし、タクシー運転手の需要も増えないと新潟は衰退していくので、私は一般市民ですが頑張って考えていきます。
回答
本市ではこれまでハイヤータクシー協会や個人タクシー事業協同組合などに観光ガイドブックを配布し、観光等で来訪された方へのご案内に活用いただくよう協力をお願いしてきました。また、市内では観光研修を経て認定された約80名の観光ドライバーがお薦め観光スポットや地元ドライバーならではの耳寄りな情報を交えながら観光地をご案内する「にいがた観光タクシー」も運営されています。
しかしながらご指摘の通り、現在市内で稼働する約1,300台のタクシー全体で見ると、まだまだ「おもてなし」の心構えが浸透しきれていないのが実情ですので、本市としてもあらためて全てのドライバーへの接客対応と市内観光に関する研修を徹底するよう、関係団体を通じて積極的に働きかけを行っていきます。
回答日:令和6年6月
担当課:観光政策課
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