まちが生まれ変わるスタートの年に(2020年1月5日)

最終更新日:2020年1月5日

 新年おめでとうございます。
 
 昨年開催されたラグビーワールドカップ2019日本大会では、日本代表チームが史上初のベスト8進出という快挙を成し遂げました。中でも稲垣啓太選手は精神的支柱としてチームを献身的に支え、新潟市民に大きな感動、勇気、夢や希望を与えてくれました。
 
 今年はいよいよ東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。稲垣選手の活躍を契機に、新潟から世界を目指すアスリートが彼の背中を追い掛け、さらに活躍し、世界へ羽ばたいていくことを期待しています。
 
 新潟市にとって、今年はまちが生まれ変わるスタートの年です。2月には大和新潟店跡地の再開発ビル「古町ルフル」の竣工を迎えます。これにより新しい人の流れを創出し、まちなか再生への第一歩を踏み出します。5月には市役所機能の一部を移転し、ふるまち庁舎がオープンします。
 
 また、八千代橋と新潟駅南を結ぶ新潟鳥屋野線の4車線化を3月までに完了し、鉄道で分断されていた駅周辺市街地の一体化をさらに進めます。引き続き在来線の高架化や駅前広場などの整備を推進し、拠点性や利便性の向上を図り、政令指定都市新潟の玄関口にふさわしい広域交通結節点をつくっていきます。
 
 新潟空港では昨年10月から新たに香港線が運航しており、今年3月に同空港初の国際線LCCとなる台北線が就航予定です。市民の皆さんにご利用いただける魅力的な路線が増えるとともに、これまで以上に多くの観光客などが国内外から新潟に来ていただけるものと考えています。
 
 今年も、みなとまち文化や食文化など新潟市独自の魅力を積極的に発信し交流人口の拡大に取り組むことで、「全国とつながる」「世界とつながる」拠点都市・新潟の実現を目指します。
 
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
 
新潟市長 中原 八一
 
市報にいがた2710号(令和2年1月5日発行)掲載

 
 

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