花園1丁目地区
最終更新日:2012年6月1日
花園1丁目地区
花園1丁目地区竣工写真
事業名称 花園1丁目地区
第一種市街地再開発事業
施行者 花園一丁目地区
市街地再開発組合
施行期間
平成12年度~平成15年度
事業費
6,088百万円
用途地域
商業地域(600%/80%)
地区面積
0.3ha
建築物の概要
- 敷地面積 2,187平方メートル
- 建築面積 2,019平方メートル
- 延床面積 13,026平方メートル
- 構造 鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造
- 規模 地下1階 地上16階
- 主要用途 店舗、ホテル、駐車場、コミュニティホール
- 駐車台数 40台
権利変換
全員同意型(第110条)
権利者数
12人(内転出者2名)
事業概要
当該地区は、新潟駅新設と土地区画整理事業により昭和35年に完成された街区であり、本市の陸の玄関口であるJR新潟駅(万代口)に隣接し、駅前商業地として栄えてきました。
しかしながら、地区内には老朽化した建物が密集し、また昭和39年の新潟地震の被災による構造耐力等の機能低下も著しく、土地の利用状況も個々単独であることから、防災性の向上と共に駅前商業地としてふさわしい都市機能の更新が求められて来ました。
この様ななか地元権利者は、周辺環境を改善し、立地条件を最大限活かした活気あるまちづくりのため共同ビル建替えの気運が盛り上がり、平成3年3月に「花園1丁目地区共同ビル建設勉強会」を設立、再開発に向けての第一歩を踏み出しました。
勉強会では、施設用途や資金計画等の検討を行いホテルを核とした施設計画案を作成し、この計画案を基に誘致活動を行いましたが、当時の社会経済状況下では商業系の誘致は難しく、保留床については自ら設立する権利者法人が取得することとし、ホテル運営についてはリース方式を採用することを確認しました。
平成9年7月に「花園一丁目地区市街地再開発準備組合」を設立、平成10年7月に株式会社東横インと準備組合との間で出店に関する覚書を締結したことから、同年11月に権利者法人「花園都市開発株式会社」を設立し、事業化への骨格が整いました。
その後、都市計画決定や組合設立、事業計画認可、権利変換計画認可をへて、平成14年11月に竣工し、コープシティ花園『ガレッソ』としてオープンしました。
建物の2階レベルでは、新潟駅との間に上空連絡通路を設置し、これにより車との分離による安全で快適な歩行者空間の創出と周辺施設との連続性が確保され、駅利用者や周辺住民への利便性の向上が図られました。
施設建築物は、新潟の玄関をイメージし、「にいがた」とイタリア語で玄関を意味する「イングレッソ」を組み合わせ、コープシティ花園『ガレッソ』と名づけられ、新潟の新しい顔として、多用途の複合施設の魅力を活かし、賑わいと活力ある街の発展に寄与するものと期待されています。
事業経過
- 平成3年3月 花園1丁目共同ビル建設勉強会発足
- 平成4年3月 花園1丁目共同ビル建設基本計画方針策定
- 平成5年2月 花園1丁目地区建物診断調査報告書作成
- 平成6年2月 花園1丁目地区市街地再開発事業推進計画作成
- 平成9年7月 市街地再開発準備組合設立
- 平成12年2月 都市計画決定
- 平成12年5月 市街地再開発組合設立
- 平成12年7月 事業計画認可
- 平成12年11月 権利変換計画認可
- 平成12年12月 除却及び施設建築物工事着手
- 平成14年11月 施設建築物竣工
- (平成15年12月 内容改訂)
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