新潟市合併記念事業の公募において『安吾賞の創設』が選出され、2006年の安吾生誕百年の記念の年にスタートすべく、検討会と勉強会を開き創設の準備が始まる。
6月26日 - 市民ディスカッション「まるごと安吾」in クロスパルにいがた
安吾作品や安吾の生涯を概観しながら、『安吾賞』はどのような賞であるべきか、『安吾的』とは何かなどについて新潟市生涯学習センター(クロスパルにいがた)を会場に市民とともに活発な議論がなされた。
.
10月15日 - 文化フォーラム 「安吾賞を語る」in りゅーとぴあ
安吾賞はどうあるべきか、さらに考察を深めるため、新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)において、たくさんの市民の立ち会いのもと、選考委員各氏のトークセッションを展開した。
安吾の生涯を振り返るショートムービー『安吾の暗号』のナレーションを新潟市出身の声優よこざわけい子さんが務めた。
りゅーとぴあ・コンサートホールにたくさんの市民が見守る中、トークイベントが始まる。
ショートムービー『安吾の暗号』のナレーションを担当したよこざわけい子さんは、天空の城ラピュタのシータやドラミちゃんの声でおなじみ。
2005年6月26日に行われた、市民参加のトークセッション『まるごと安吾』の報告が、当日のナビゲーターを務めた永田幸男(新潟日報社・安吾の会会員)さんよりなされた。
8名の選考委員が揃い、篠田昭新潟市長のナビゲーションで、トークセッションが始まる。
熱を帯びたセッションを締めくくったのは、新井満選考副委員長の『青春とは』の詩の朗読。
猪口孝選考委員夫人の猪口邦子さん。この日は飛び入りで、客席からコメントを頂いた。
猪口家に嫁いだことで新潟に新しい家族を持つことになり、強さと優しさが同居する安吾的な気質は県人によく見られるもので、深い示唆を受けたと語った。
2月17日 - 第52回安吾忌 「安吾賞宣言書」 in 如水会館
6月1日 - 安吾賞創設記念イベント 「安吾'sBAR 安吾賞って、どうよ?」 in 表参道新潟館ネスパス
安吾賞」は地域賞でも文学賞でもなく、挑戦者魂を発揮する人を応援する全国区賞であると言うことをアピールするために、東京表参道において写真展とトークライブが行われた。
在京の新潟市応援団「新潟市サポーターズ倶楽部」の共催も受け、多数の安吾ファン、新潟ファンが参加。お酒を愛した安吾にちなみ、会場は一夜仕立ての酒場の風情に。「安吾賞は織田信長に!」など、安吾にふさわしく既成概念にとらわれない意見が飛び交い盛り上がった。
看板と安吾賞創設を記念して作られた「安吾の酒」。
限定品の「安吾の酒」はトークライブ後の交流会に供された。
篠田昭新潟市長と新潟市出身の作家火坂雅志さん。火坂さんの「坂」の字は坂口安吾の「坂」であることを披露。
同時開催の「安吾写真展」。多様な表情を見せる「安吾」に見入る来場者。。
7月1日 - 安吾賞創設記者会見 推薦募集開始(締切7月31日) in りゅーとぴあ
着々と準備が進められてきた第1回安吾賞。その創設記者会見と、同時に推薦募集開始の宣言がりゅーとぴあにて開かれた。それまで選考基準や選考方法などについて真剣に議論してきた選考委員の表情には、「いよいよだ」という気概と、「どんな推薦が出てくるか」という期待が浮かぶ。
[写真]
左から坂口綱男選考委員、河田珪子選考委員、新井満選考副委員長、野田一夫選考委員長、篠田昭新潟市長、池田弘選考委員、古海正子選考委員、齊藤正行選考委員
8月8日〜9日 - 選考会 in オークラホテル新潟
全国から90余件の推薦を受け、いよいよ2日間にわたる選考会が始まる。選考委員の各氏には事前に資料が届けられそれぞれ意見を持ち寄っての選考会ではあったが、安吾の大きさを物語るが如く、議論は深く、また多様な価値観を検証するハードな作業となった。
『安吾的精神』を再確認する作業でもあった選考会の末、野田秀樹さんが射止める結果となり、早速授賞式の準備に取りかかった。
9月4日 - 受賞者決定記者会見 in 新潟市役所
真剣なる選考会において、第1回の安吾賞は野田秀樹さん、新潟市特別賞は横田滋さん・早紀江さん夫妻に決定。市役所内で記者会見が行われた。
[写真]
左より、坂口綱男選考委員、篠田昭新潟市長、野田一夫選考委員長。