西区かがやき大使☆越乃リュウ通信66
最終更新日:2024年4月30日
笹団子と米俵
笹団子の時期になりました。
新潟の皆さまは当たり前かもしれませんが 5月5日端午の節句は柏餅ではなく 新潟では笹団子ですよね。
新潟の名物のひとつでもある笹団子。
上杉謙信が出陣の携帯食として考案したという説もあるくらい 笹団子の歴史は長いようです。
宝塚時代 新潟の全国ツアーの時に差し入れで笹団子をいただき
10個程の笹団子がイグサで繋がっているのを初めてみる仲間も多く どよめきが起こりました。
「この形から切り離すといつもの笹団子になるのか」と。
新潟県民には当たり前の光景も県外の人には新鮮な驚きだったようです。
退団してから 新潟でバスツアーをさせていただいたことがありました。
そのツアーの中で 笹団子作り体験がありました。
これが最高に楽しかった!
そしてこういう作業は嫌いではありません。
しかも意外と器用です。
作った事ありますか?
これまで当たり前に食べてきた笹団子ですが 食べた事はあれど作った事はもちろんありません。
よもぎ団子を作り 笹の葉を3枚を使いひもで縛る。
こういう構造で包んでいたんだ!と改めて知りました。
自分で作った物は とくに美味しく感じられました。
(写真はその時のものです)
以前 西区の笹団子屋さんに行った事があります。
農家さんがこの時期に作られていて 作っている過程も見られる場所です。
笹団子を包むその姿たるや いやはや職人技とはカッコいいものです。
素早く慣れた手つきであっという間に出来上がります。
その美しさ 機械ではない手作業の流れの優雅さ。
感動し食いるように見ていたら 出来たてを食べさせてくださいました。
店頭に並んだ物とは違う 出来たてゆえの柔らかさに衝撃です。
この時期になると自分で作った笹団子と 笹団子屋さんのあの味を思い出します。
ちなみに私は粒あん派です。
写真を探していると 当時私がブログに書いた記事が見つかりました。
バス旅行の新潟の風景と笹団子の写真。
そして最後はこんな写真とこんな文章で締められていました。
懐かしかったのでスクショをしてこちらにも載せておきます。
そういえばもうすぐ田植えの季節ですね。
今年は猛暑になりませんように。
越乃リュウ