1 医療的ケア児
最終更新日:2024年8月23日
受付日:令和6年4月 年齢:30歳代
ご意見・ご提案
医療的ケア児という言葉はご存知でしょうか。生活するにあたり医療を必要とする子どものことをいいます。私には医療的ケア児がいますが、この春から年少さんの年にも関わらずどこにも通えず家にいます。重心医療ケア児は受け入れ先がなく親が就労を諦め家で見ることが普通となっています。医療的ケア児支援法ができたのにも関わらず、新潟市はやっている風だけで他県より遅れています。これはとても恥ずべき事だと思っています。医療がないと生きられないことは生産性がないと言われることもありますが、生きているなら同じ支援を受ける権利があると思っています。高齢者への支援を厚くし、一票を得ることも大切ですが子どもたちの未来を考えてくださるなら、ぜひ医療的ケア児も含んだ未来を考えていただきたいです。
回答
「保育施設における医療的ケア児の受け入れについて」
本市では、保育施設で医療的ケア児を受け入れるにあたって、保護者からお子様の状況や希望する施設などをお聞きするとともに、保育施設における集団保育の中で、お子様が安全に過ごせるかどうかなどについて、主治医のご意見を確認しています。
そのうえで、看護師の配置や施設設備など、受け入れ施設との調整を行っています。
令和6年4月現在、市内の保育施設には14名の医療的ケア児が通っています。看護師が医師の指示に基づいた医療的ケアを行いながら、他の園児とともに安心して過ごせるよう、保育士等と連携し安全な保育の実施に努めています。
本市では、令和4年度から私立園における看護師の配置などへの支援を行っており、引き続き、こうした支援も充実させながら、市内の保育施設における医療的ケア児の受け入れが進むよう取り組んでいきます。
「医療的ケア児への支援について」
本市では、市内4か所に設置している障がい者基幹相談支援センターに医療的ケア児等コーディネーターを配置し、令和4年4月に設置された新潟県医療的ケア児支援センターと連携するなど、医療的ケア児及びそのご家族に対する相談支援体制の充実を図っています。
さらに、関係機関や当事者団体等と共に支援体制の整備について協議を行う新潟市障がい者地域自立支援協議会において、医療分野との連携を強化し、課題の把握等に努めています。
また、今年度の報酬改定で医療的ケア児への支援の充実が図られたことを踏まえ、児童発達支援・放課後等デイサービス事業所に対し、医療的ケア児の受入れを働きかけるなど、今後も医療的ケア児の支援体制の充実に向けた取組みを進めていきます。
回答日:令和6年4月
担当課:幼保支援課、障がい福祉課
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