市報にいがた 令和4年2月6日 2760号 5面
最終更新日:2022年2月6日
連載 新潟の食をめぐる(4)
株式会社上野(西区・こんにゃく加工など)
歴史ある企業や店舗を訪ねます。
新潟の郷土料理「えご」
えご
「当社は今年で創業130年。約30年前まで大野町商店街で『上野エゴヤ商店』という名称で営業していました。当時の主力商品だったえごは、祝い事の際に振る舞われるごちそうの一品でした」と博久さん。「原料のエゴ草(海藻)は佐渡産で、昔は山間部に多く流通していたと聞いています」
お勧めの食べ方を聞くと「からし酢みそが定番ですが、きな粉もスイーツ感覚でおいしいです」と教えてくれました。
こだわりの商品 パッケージを一新
「昔に比べて、えごや寒天が売れなくなり、『味は良いのに、どうしたらもっと多くの人に手に取ってもらえるだろう』と考えていました。試行錯誤の末、ブランドロゴとパッケージを一新。支持される商品になりました」と美佳さん。
「先代から続く味と“一番おいしいものを作る”という信念を守り、『また買いたい』と思ってもらえる商品を作っていきます」と夫婦で話してくれました。
代表 上野博久(ひろひさ)さん、美佳(みか)さん
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