潟東地区 旧2小学校(旧潟東東小学校・旧潟東西小学校)跡地の活用に向けてのサウンディング型市場調査の結果概要

最終更新日:2017年12月15日

1 サウンディングの経緯・目的

 潟東地区の小学校統合を契機に、地域の公共施設のこれからを考えるワークショップ(合計7回)を実施し、ワークショップでの議論・成果を踏まえて「潟東地域実行計画」を作成しました。この度、同計画に基づき、学校跡地の民間活用にあたっての前提条件や参入意向について、民間事業者に直接お聞きする「対話」を通して、地域ニーズに対応する民間活用の可能性を探る市場調査(サウンディング型市場調査)を実施しました。
 なお、ワークショップでは小学校毎に想定活用案(テーマ)を設定しましたが、この度のサウンディング調査にあたっては、テーマに限らず広く活用方法の意見を交換しました。

ワークショップで設定した想定活用テーマ

  • 旧潟東東小学校跡地:農業をテーマとした民間活用
  • 旧潟東西小学校跡地:スポーツをテーマとした民間活用

2 サウンディングの経過

平成29年1月26日:実施要領の公表(報道発表)
平成29年2月16日:事業者説明会及び現地見学会の開催(参加:21事業者)
平成29年3月15日、21日、22日:対話の実施(参加:9事業者)

※申込みは終了しました。

3 サウンディング結果

(1)活用アイデア

活用アイデア
活用分野 活用アイデア
農業分野
  • 鳥類の養殖・加工施設に農家レストランや障がい者福祉施設などを併設する複合施設
  • 農業用ドローンの研究・教習施設
  • 観光農園・レンタル農園・野菜直売所
  • 有機性廃棄物の堆肥化事業
スポーツ分野
  • サッカーを中心としたスクール事業
  • スポーツコミッションセンター(スポーツを通じた地域振興)
その他
  • 障がい者施設、幼稚園や保育園、高齢者施設などの複合施設
  • 学校ロケが可能な撮影・配信スタジオ
  • 生涯学習事業
  • 農業担い手と移住者支援
  • 太陽光発電事業

(2)サウンディング結果のまとめ

 今回のサウンディング調査により、農業やスポーツに関する様々なアイデアを把握することができ、条件次第では、公募による活用の可能性があるという結果が得られました。
 当該地は市街化調整区域内であり土地利用が限られる中で、立地や既存校舎等の改修費用の負担などから、購入よりは、貸付を希望する事業者が多数を占めました。
 これらの対話の内容については、今後の事業者公募における公募条件の整理の参考とさせていただきます。

※今回の市場調査結果における提案内容は、事業者からの提案をとりまとめたものであり、市としての意見ではありません。

事業者から提案された活用アイデア一覧(詳細)

(1)両小学校跡地を活用したアイデア

活用アイデア詳細
利用希望 購入又は定期借地 資金計画 銀行融資、ファンド
  • キリスト教会を中心とした農家レストラン
  • 障がい者施設、幼稚園と保育園と託児所と高齢者施設などの複合施設
活用アイデア詳細
利用希望 定期借地 資金計画 自己資金
  • 学校ロケが可能な撮影・配信スタジオ
  • OA機器のリファイニングセンター
活用アイデア詳細
利用希望 定期借地又は指定管理 資金計画 出資、クラウドファンディング、売電収入
  • スポーツ、芸術、エネルギーをテーマとした生涯学習事業
  • 農業担い手育成と移住者支援
  • 太陽光発電事業

(2)東小学校跡地(テーマ:農業)を活用したアイデア

活用アイデア詳細
利用希望 - 資金計画 出資
  • 鳥類の養殖、加工事業を核とした観光農場
  • 農産物の生産、農業体験、農家レストラン
  • 高齢者・障がい者の自立支援施設、発電事業
活用アイデア詳細
利用希望 一部を賃貸利用 資金計画 自己資金
  • 農業用ドローンの研究開発、実証試験、教習事業
活用アイデア詳細
利用希望 定期借地 資金計画 補助金、銀行融資
  • 市内有機性廃棄物の堆肥化事業
  • レンタル農園、出資型農園、体験農園事業、野菜直売所
活用アイデア詳細
利用希望 定期借地 資金計画 出資、寄附、助成金
  • 障がい福祉施設併設型農業体験施設事業

(3)西小学校跡地(テーマ:スポーツ)を活用したアイデア

活用アイデア詳細
利用希望

一部(グランド等)を定期借地

資金計画 協賛金、会費
  • サッカーを中心としたスクール事業
活用アイデア詳細
利用希望 PFI(RO)による指定管理 資金計画 PFI(市からの指定管理料等)
  • スポーツコミッションセンター

このページの作成担当

総務部 行政経営課

〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館5階)
電話:025-226-2437 FAX:025-228-5500

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで

サブナビゲーションここから

注目情報

    サブナビゲーションここまで