令和6年4月
最終更新日:2024年4月1日
快適なくらしと、豊かな自然や食が調和する、住み心地のよいまちを目指して
1月1日に能登半島地震が発生し、例年にない年明けを迎えてから3か月がたちました。西区においては、今なお多くの方々が苦しい状況におかれていることに、心よりお見舞い申し上げます。引き続き、市役所本庁の各部署と緊密に連携を取りながら、被災された方々に寄り添い、支援や復旧に全力を注いでまいります。
そうしたなか、長かった冬も終わり、新入学や新学期を迎え、元気に登校する子どもたちの姿が見られる季節となりました。震災により厳しい状況におかれている西区ですが、明るい未来を築いていくために、新年度の事業を進めてまいります。
令和6年度の主な新規事業として、「8区防災アクション2024」では、地震に伴う津波ハザードマップを再編集し配布することで、区民の皆さまの防災意識の醸成を図ります。また、西区の宝である佐潟は、令和4年11月に日本初のラムサール条約湿地自治体認証を受けたことにより、知名度が向上し、市内だけでなく県外、国外からの来訪者の増加が期待されています。この機を逃さず、多くの方々に佐潟の魅力に親しんでいただくために、ソフト面では地域資源を活用したブランディングを進め、ハード面では訪れた方々が快適に利用できるよう整備を行います。その他にも新川遊歩道の整備、なぎさのふれあい広場の改修など、西区にある魅力あふれるスポットをこれまで以上に利用しやすくし、区内外の皆さまに楽しんでいただけるように取り組んでまいります。
今年度も、区民の皆さまとともに、承継と刷新の精神でチャレンジしてまいりますので、ご理解とご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
西区長 水野 利数
令和6年4月 西区長 水野 利数