8 小学校の服装、学童保育関連、中学校の給食について質問と要望 

最終更新日:2023年12月1日

受付日:令和5年8月 年齢:40歳代

ご意見・ご提案

 来春、小学校へ入学する子を持つ親です。中学校には制服がありますが、小学校は私服です。他県では、小学校にも制服や体操服があり、始業式などの式では、制服を着用し、それ以外の日は体操服で登下校しているところもあります。
 小学校も、制服の導入ができないでしょうか。制服の導入が難しい場合、私服ではなく、体操服での登下校にできないでしょうか。体操服での登下校について、状況をご教示いただけますと幸いです。
 また、私自身、仕事をしているため学童保育を利用する予定です。
現在、学童保育を利用する子どもが多く、教室は満杯の状態、学童保育の先生の目も行き届かず、トラブルが多いと、在学中の保護者から聞いています。
 学童保育の建物だけではなく、学校の空き教室を利用する等、スペースを拡大させて対応することはできないのでしょうか。学童保育の先生は、児童何人に対して何人配置されていますか。人員を増やす検討はされていないのでしょうか。また、夏休み期間中は、毎日お弁当持参と聞いていますが、猛暑の中、腐らないように、栄養バランスが偏らないようにお弁当を作ることは、かなり負担を感じます。他県で導入が始まっているように、学童保育においても給食提供をしていただけないでしょうか。
 次に、中学校では学校給食がないと聞いています。スクールランチを頼む子もいれば、美味しくないとの理由で、毎日お弁当を持たせている子もいるとの話も聞きます。
 小学校のように給食の導入をしていただけないでしょうか。給食室等の設備がないのであれば、小学校で作ったものを中学校へ配達する等はいかがでしょうか。もしくはスクールランチを必須とし、お弁当は不可にしていただきたいです。毎日栄養バランスが整っているお弁当はハードルが高く、本人の好きなものばかりのお弁当になる予感がします。中学生という成長期に栄養バランスが整い、安心できる給食が食べられると、本当に助かります。

回答

小学校の服装について
 制服を含む学校のきまりや校則については、社会通念に照らして合理的とみられる範囲内で、学校や地域の実態に応じて適切に定めることとしています。各校では、人権や文化、ジェンダーなどの多様性に十分配慮した内容となるよう、絶えず検証・見直しを行っています。
 まず、制服をはじめ登下校の服装については、学校の裁量にゆだねられており、教育委員会として指示・決定するものではありません。
 次に、体操服で登下校することについては、中学校では気候の状況に応じて体操服での登下校を各校の裁量で行っていますが、小学校においては、通常の服装が私服であり、児童の体力や体調、気候の状況に応じて本人、各家庭の判断で調節しているものと考えております。よって、小学校において、体操服で登下校を行うことについて、一律に定めてはおりません。
 最後に、登下校の服装の状況については、小学校では、登下校の服装を指定しておりません。すなわち、体操服での登下校を不可としているわけではありません。

学童保育関連について
 現在、放課後児童クラブ(学童保育)の施設だけでは人数あたりの基準面積に満たない場合や夏休みなどの長期休暇の際は、学校・教育委員会と調整の上、学校の余裕教室や体育館等を活用した分散運営を行える体制を整えています。
 クラブ職員の人員配置については、市の基準条例に基づき、1支援単位(概ね40人以下の児童)あたり、資格をもった放課後児童支援員を2人以上配置しています。ただし、そのうち1名は補助員をもって代えることができます。
 夏休み期間中の昼食提供についてですが、本市でも令和6年度より、利用ニーズや受け皿となる事業者、決済方法などについて、クラブごとに検討を行うこととなっています。

中学校給食について
 お住いの地区の中学校給食は、中学校スクールランチという方式で提供しています。
 中学校スクールランチは、栄養士が作成したバランスのよい複数の献立から選択できることが特徴で、ランチルームで食べる小学校のような給食が2献立、教室で食べるお弁当形式のランチボックスも2種類から選ぶことができるようになっています。スクールランチではなく家庭からお弁当を持参することも可能となっていますが、約6割の生徒がスクールランチを利用しています。
 現在、教育委員会では、選択制であるスクールランチを全員が同じものを食べる給食提供方式にすることを含め、有識者に意見を聞きながら学校給食全体の仕組みの見直しについて検討しているところです。

回答日:令和5年9月
担当課:学校支援課、こども政策課、保健給食課

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