犯罪ってどんな時に起きるの?(犯罪発生の要件)
最終更新日:2023年4月1日
犯罪はどんな時に発生するかを考えたことがありますか?
皆さんは、犯罪が何故起こるか、どんな時に発生するかなどを考えたことがありますか?
犯罪が発生する場所は
- ガラスが割られ、ゴミも捨てられているなど誰も関心を払っていない地域?(割れ窓理論)
それとも、
- 誰もが「入りやすい場所」で、入ってしまうと誰からも「見えにくい場所」?(犯罪機会論)
この2つの有名な理論は、犯罪が起こりやすい場所を提唱した理論ですが、犯罪の全てがこの理論のような場所で発生しているわけではありません。
犯罪は、犯罪発生の要件がそろった時、どんな時間、どんな場所でも発生しうるのです。
犯罪発生の要件(犯罪発生三要件)
犯罪は、3つの要件がそろった時に発生します。
この3つの要件とは
- 行為者(犯人)がいること
- ターゲット(人・物)があること
- 監視者(人の目・監視カメラ等)がないこと
です。
この3つの要件が、同じ時間・場所においてそろった時に犯罪は発生します。
地域の絆で犯罪を未然防止
3つの要件がそろって犯罪が発生するならば、要件の1つが欠ければ犯罪は発生しにくくなるということです。
3つの要件の中で、皆さん(地域)でできることは、「監視者の目」となることです。
皆さん一人ひとりが地域に関心を持ち、地域の人とのつながりを大切にすることで、皆さんが「地域の監視者」となり、犯罪の起きにくい安心・安全な地域になります。
地域の絆で犯罪を未然に防止しましょう。
問い合わせ先
市民生活部 市民生活課 安心・安全推進室
〒951-8550
新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館1階)
電話:025‐226-1110 FAX:025‐223-8775
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