女性が被害に遭わないために

最終更新日:2023年4月1日

市内で、女性が被害に遭う事件が発生しています

下記のポイントを参考に、犯罪被害に遭わないための行動を心がけましょう。

「自分だけは大丈夫!」などと考えていませんか?

 性犯罪は、女性を狙った卑劣な犯罪であり、万一被害に遭えば、長期間にわたって心身に影響の出る犯罪でもあります。
 皆さんは、「私の住んでいる地域ではそんな犯罪は起きないだろう」「自分だけは大丈夫」などと安易に考えていませんか。
 女性一人ひとりが「自分も被害に遭うかもしれない」という警戒心をもち、日頃の行動で犯罪を未然に防止しましょう。
 

犯罪から自分を守るための防犯ポイント

夜間などの外出時のポイント

 犯人は、駅・コンビニエンスストアなどの明るい場所で待ち伏せしてターゲットを定め、待ち伏せしたり、人気のない暗い場所まで後をつけたりしてチャンスを狙っています。

被害を防止するためには、夜間の一人歩きを避けることが最大のポイントです。

  • ヘッドホンで音楽を聞きながら歩かない
  • 歩きながらメールなどの携帯電話の使用は避ける
  • 防犯ブザーを携帯し、目立つ場所につける
  • 後ろを時々振り返り、不審な動きをする者、車がいないか確認する
  • 周囲から見えにくい場所や道路は避ける
  • 帰りが遅くなった場合は、家族に迎えに来てもらうか、タクシーを利用する
  • 後をつけられていると感じたら、最寄りの店や交番へ

家にいるときのポイント

 犯人は、作業員や宅配業者などを装い自宅を訪問するケースがあります。
 
 被害を防止するためには、戸締りと来訪者への警戒が最大のポイントです。

  • 玄関ドアを開けるときは、周りに注意し、一人暮らしでも「ただいま」と言って家に入る。
  • 家に入ったらすぐに鍵をかける
  • 寝るときは暑くても窓をきちんと閉め、鍵を確実にかける
  • 鍵は強固のものをつけ、ワンドア・ツーロック
  • 宅配業者などが訪れてもすぐにドアを開けず、のぞき窓やチェーン錠を活用する
  • カーテンを遮光カーテンにするなど部屋の中が見えない工夫をする
  • 郵便受けに郵便物をためず、鍵をつける
  • 洗濯物を干す場合も、男性用の下着を一緒に干す・下着を屋外に干さないなどする

エレベーターに乗るときのポイント

 犯人は2人きりになれるタイミングを見計らっています。

 被害を防止するためには、自宅マンションのエレベーターだからと油断せず、自宅に入るまで注意を払うことが最大のポイントです。

  • 乗る前は周りを見て、不審者がいないか確認する
  • 見知らぬ男性と2人になる場合はできるだけ乗らない
  • 乗ったら壁を背にして、非常ボタンの前に立つ
  • 怖いと思ったら、最寄りの階で降りる

電車に乗るときのポイント

 犯人の多くは、乗車前にターゲットを決め、女性が乗る瞬間に近づき、偶然を装って警戒していないことを確かめて犯行に及びます。

 被害を防止するためには、警戒していることを行動に示すことが最大のポイントです。

  • 混雑する出入り口付近より、人目のある座席側に立つ
  • 周囲に対する警戒を怠らない
  • 混んでいる電車はなるべく複数で乗る
  • 途中で乗車車両を移動したり、立つ位置を変えてみる

もし電車で痴漢の被害に遭ってしまったら・・・
 黙っているとますますエスカレートします
 勇気を出して「やめてください!」などと大きな声を出すことが大切です。
 

盗撮へのポイント

 盗撮は、カバンに隠したカメラや手の平に隠した携帯電話等を利用し、女性の背後からスカートの中を撮影します。

 被害を防止するためにはスカートを着用したときは、特に防犯意識を高くする(背後や周囲に注意する)ことが最大のポイントです。

  • 混雑時や階段、エスカレーターを利用するときは、背後に注意をはらう
  • 不自然にバッグや携帯電話を所持していたり、背後をつきまとう者がいる場合は、一度立ち止まって相手を先に行かせる

被害に遭ってしまったら・・・

 万が一、被害に遭った場合、「被害に遭った原因は、自分に落ち度があったからだ」「周りに知られたくない」などと考えて悩んでしまうかもしれませんが、どんな状況で被害に遭ったとしても、あなたに非があるわけではありません。
 悪いのは罪を犯した犯人です。性犯罪の犯人は捕まるまで同じことを繰り返します。
 勇気を出して警察に届け出てください。あなたの勇気で犯人を逮捕できれば、他の被害者を増やさないことにもなります。

問い合わせ先

市民生活部 市民生活課 安心・安全推進室(市役所本館1階)
〒951-8550
新潟市中央区学校町通1番町602番地1
電話:025‐226-1110 FAX:025‐223-8775
E‐mail:[email protected]

このページの作成担当

市民生活部 市民生活課

〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館1階)
電話:025-226-1013 FAX:025-223-8775

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで